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めでたきかな、星の還る夜

またひとつ、世界のありようが変わる日に、立ち会うことができました。
僕という命がこの日まで長らえることを許し給うた女神に、深く感謝します。

ジュノの街は新たな戦いを感じさせる騒がしさに包まれていましたが、そういうのはひとまず置いときまして。
飛空挺に乗り、冬の装いに包まれつつあるサンドリアへ。
いつもは港のモグハウスをまっすぐ目指すのですが、今日ばかりは北サンドリアの閲兵場へ向かうべく、いつもとは違う道を通ります。
工人通りを抜け、装備預かり屋のお姉さんの前を通り過ぎようというあたりで視界が大きくひらけ、見えてきますはサンドリアが誇る6本セットの大ツリー。
ウィンダスの、森の区の噴水に生えた木をそのまま飾りつけた大ツリーや、バストゥークの噴水広場に組み上げられた櫓状ツリーもそれぞれに美しいのですが、やはり我が国のそれには正統派なデザインが魅せる堂々とした華麗さがあります。小細工を弄したり、奇をてらわずとも、よいものはそこにあるだけで、よいということを実感させてくれるわけですね。

とまあ、星と月の明かりをはじくように煌めくツリーを見上げながら、今年の星芒祭の楽しみへと考えをめぐらせていた所で、LSからの通信が。

「雪が降る花火がたーっくさんあるんですけど、誰かいらないですか~?」
キムメイムの朗らかな声が聞こえてきます。雪が降る…というと、アレですか。
「ブリリアントスノーですか。これからの時期に、実にタイムリーですね」
「実は…錬金術の修行で作りすぎちゃったんですよ~」
「そういう事なら、今鞄の空きがこのくらいだから…1セットいくらでしょう?」
モーグリ達の露天販売が、確か一個250ギル前後だったと思いましたが、はてさて。
「差し上げますよ~ 20セットくらいありますからw」
それは、シーズン中に使いきれる量なんでしょうか。
1セットは99個ですよ? 1ダースじゃないんですよ?
「じゃあ、297個ほどお送りしますね~^^ お友達にも分けてあげてください^^」
「ありがとうございます、がんばりますよ~」

急いでモグハウスに戻ってポストを開けると、自分宛てに送った属性杖数本のほかに、きっちり3セットのブリリアントスノーと、友人のラブスレブスから届いた虚ろの残滓が出てきました。

僕は受け取った残滓の代わりに、早速彼にブリリアントスノーをおすそ分けして、床に就いたのでした。
彼と僕の星芒祭が、ともに華やいだものになりますように。

余談ですが、キムメイムは配りきれない花火のバザーを始めた模様。
モーグリ達の露天の半額以下で置いているようなので、もし見つけたら買ってあげてください。
by Rdms_pride | 2005-12-16 12:38 | よしなしごと


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