僕も走りながら魔法を唱えたい

デルクフの塔よりもなお高く、雲を突くような建造物を駆け上っていた所で記憶が途切れて、ふと目を覚ましてみれば、そこはいつもと変わらぬサンドリアの我が家なのでした。

何のことかというと、近頃手に入れた、「究極の幻想」と銘打たれた架空歴史書のレプリカを読み解いていたのです。
原本はいつのころからかひっそりと目の院の書架の片隅に放置され、司書さんが本の内容を確かめようとしたところ、その本自身がグラン・グリモアなどと自らのタイトルを語ったとか。その要旨は時代も場所も定かではないヒュームの国の長い長い歴史と様々な出来事で、時折モーグリやそのほかの獣人・亜人達が登場する章がありながらも、我らアルタナの子らのうちヒューム以外の4種族にはまったくもって言及されないという、なんだかいい加減と言えなくもない書物です。
書かれた時代や場所を特定しようとする動きもあったそうですが、本に書かれた魔法に取り込まれる研究員が続出するなどの事故で調査は難航、ただ内容だけは波乱に満ちて面白いので、昔世界が平和だった時代に書かれた物語だったのでしょう、ということで、魔法の力を削いで薄めたレプリカが、この度出回ることになったみたいです。

…そんな危ないもんは禁書にしといてください。
まあ、僕も己の興味には勝てませんので、しっかり入手してみっちりと読み解いていた次第です。寝食をちょっとおろそかにしてしまい、モグさんに心配されてしまいました。
他にも手に入れて読んでいた人は多いようで、毎週定例となっているデュナミス踏破LSへの人の集まりも、微妙に心細い人数に…。
無事踏破できたので問題なし、と言いたいところですが、次回もこの調子ではきついものがあります。なんとかもう少し人員の復帰を望みたいものです。

偉そうな事を書きましたが、僕も人のことは言えませんね。
白魔道士の修練を中断して久しい今日この頃、早いところ読了して冒険者の活動に戻らないと、身体が鈍ってしまいそうです…。
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by Rdms_pride | 2006-03-30 00:29 | よしなしごと


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