正直、怖いです

少し前から、街角で、人々が綴る文書のなかで、しきりに「20年前」という言葉をよく聞きます。

20年前、僕はどこにいて、何をしていただろうか。
LSを着けて意識を繋げば、そこにいると確認できる仲間は、どうだろう。
折りに触れて言葉を交わす、あまり近くないところにいる友人達は。

今までは思いもしなかったような、こんな事がふと頭を過ぎってしまうほどに、今僕らを取り巻く日常には、おかしな、ありえない事象が入り込んできている気がするのです。
例えば、東ロンフォール、いや…クォン・ミンダルシア両大陸の各地に忽然と現れた、「禁断の口」と呼び習わされる構造物。
けっこう前からある、等と言う人もいるようですが、あんなものが「けっこう前から」存在していたら、各国の識者学者や冒険者が興味好奇心を満たすために色々やらかすに決まっていて、皆目正体不明のまま、放置されていたはずがないのですよ。
少なくとも僕自身は、あれがここ十日くらいの間に突如バタリアの北部はずれの方に湧いて出たものだ、と認識しているのですから。

というか、あの中で垣間見てしまった世界が、本当におよそ20年前、水晶大戦が勃発した当時のヴァナ・ディールだとして、僕たちが暮らす今へと繋がっているとしたら、とんでもないことです。
突拍子もなく、それでいて恐ろしい考えが浮かんでしまい、その内容をここに書き残すのは躊躇われたので、この考えが全く見当違いであることを祈りながら、心の裡だけにしまっておくことにします。
どうかあの地がただの並行世界かなにかであって、そうそうやすやすとこちら側とは干渉しあわない関係であって欲しいと、願ってやみません。
…もう遅いのかも知れませんが。

しかしながら、かつて存在し、今は廃れたジョブが現役で活躍している様子というのは、不謹慎ながらもなかなか興味深く面白いものですね。
どうやらあの世界から軍学者の書物と技を持ち帰ってきている人も散見されますけれども、あのグリモアを自在に出し入れする技術の応用として、マクロの行使による自在な装備変換なんかが、現代まで残り、進歩してきたのだろうなと思うと、少し腑に落ちた感じがします。
一端の魔道士であると自負する身としては、いずれ学者としての修練も積まねばならないでしょうね。

なんにせよ、今あるこの世界が、日常が、偽として露のように消えてしまわないことを願うばかりです。
折角受けたクリークタンツの手ほどきが、身にならないうちに無駄になっちゃたまりませんから。
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by Rdms_pride | 2007-11-29 21:46 | よしなしごと


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