カテゴリ:よしなしごと( 49 )

遠き地を想う

以前から片手棍の修行が遅遅として捗らない、とぼやいていたわけですが、焦ってもなんらいい結果は生まれない、ということに、ようやっと気がついたのでした。
というわけで、今週はあまり大きなことはしていません。

強いて言うならば、同じLSのキムメイムのシーフと僕の白魔道士のLvが並んでいたので、すごく久々に一緒に修練にでかけたり(声かけてくれて感謝です)、月並みにENMの討伐にでかけたり、と地道な活動の積み重ねですね。

ところで、ふと気がつけばサンドリアにも桃色の花が咲き乱れる季節が訪れていたようです。
ひなまつりのほんわかした雰囲気が街を包む中、商売っ気を出して菱餅を露天に並べるモーグリたちを横目に、本国のモグハウスへと戻ると、貿易会社で働く姉から小さな小さな小包が届いていました。
開けてみると、ガラス製の小瓶のなかに色とりどりの小さな、ヘッジホッグボムっぽい形の何かが詰まっています。同封されたカードに曰く、
”コンペイトウという東方の砂糖菓子だそうです。試験的に仕入れたものを、妹へのひなまつりのお祝いにしたい、と言って割引価格で分けてもらったので、妹になったつもりで味わってください。”
なんか後半が聞き捨てならない文面ですが、珍しいものを送ってくれたことには素直に感謝することにして、一粒を口に放り込みながら、姉に礼状を書くべく筆をとりました。

口の中に入れた感触は、見た目ほどトゲトゲしておらず、むしろ丸い角…いや、こぶかな? とにかく突起がつるつるころころと舌の上を滑る感触を面白いと感じました。溶け出してくる甘い味で、疲弊した魔法力の回復にもいい効果がありそうです。

丁度その時、LSではレミネスポピィが青水晶をやっと手に入れたなどとはしゃいでおりました。これからさっそく神々の間を抜けて探検に行ってくる、との事だったので、僕は簡単な祝辞と「壁にはまっているドールには気をつけるんですよ」と一言だけ注意を述べ、また礼状の文面を考える方に思考を戻すのでした。

ふと気づくと、口の中のコンペイトウはつるつる感を失い、味はそのままながらざらっとした礫のような感触に変化していました。そうして、からりと砕け、砂のようになって舌の上へと溶け、消えていきました。それはあたかも、年経た建物が廃墟となり、やがて風化して大地へと還っていくように。

天空の廃墟はいつか力を失って地に墜ちる日が来るのでしょうか。
旧きガルカの都は砂に沈み、今もなお砂に蝕まれ続け、日々朽ちていきます。
しかしこの地は僕たち冒険者と出会うことにより、今に蘇り消え行くことを止めました。
そしてまもなく道が開かれようとしている、遠いエラジア大陸。
かの地でも、長い歴史の中でうち捨てられ、風化していこうとする何かと出会うことができるのでしょうか?

冒険者の時代が続く限り、冒険者が世界中を駆け巡る限り、あっけなく風化して無に還る歴史など、ないに等しいと言い切ることができる。そんな時代に生まれ、今冒険者をやっていることを、僕は誇りに思います。

僕は二粒目のコンペイトウを口に放り込みながら、礼状にこう書き記しました。

”親愛なる姉上へ
    幻想とロマンをありがとうございます。
   次があれば是非僕のことは弟としてご紹介ください。
                               Ishuca
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by Rdms_pride | 2006-03-07 16:28 | よしなしごと

緑色の愛はよく振ってお飲みください

ここ最近の活動を振り返ると、借金返済のために、ウルガランに住まうタウルス族のENMを討伐しに出掛けてみたり、タブナジア地方にある礼拝堂でちょっとした捜し物をしてみたり、修練よりも金稼ぎやその他の事に多く比重を置いた活動が多かったような気がします。
無事に耳を揃えて40万を返済し終わり、なんとなく帰ってきたサンドリアでLSの仲間に誘われ、街でチョコレートを配ったりもしました。景品の片手棍に銘を入れて貰えるというのは、パートナーがいる冒険者の皆さんにとってはとても素敵な話だと思います、ええ。しかし成り行きで彼氏がいる女性の銘が入ったステッキを貰ってしまった僕の心中は、とても穏やかではいられません。というか、リファ君早く帰ってきてください。君のパートナーはあまりに奔放さが過ぎます。「ミスラだから」で済む限度ギリギリですよ。

と、こんな場で我が身の潔白を主張しても何にもならないのですが、そんな僕のさみしい話よりも、一つおめでたい話をしましょう。

LSメンバーのレミネスポピィ・ルーナーンが、昨日正式な夫婦となりました。
ドラギーユ城の中庭で、神殿騎士レンバード殿の立ち会いの元、生涯添い遂げ、互いに手を取り合って生きていく事を女神アルタナへと誓ったのです。以前友人のウィンダス様式の挙式へ参列したこともあったのですが、やはりこういった人生の節目たる儀式には、当事者だけでなくお呼ばれしている僕らも身が引き締まる思いがします。

式自体は今回介添人を務めたフェルシアさんの尽力もあって、つつがなく、厳かに執り行われましたが、式が終わった後の記念撮影にまさかレンバード殿も加わってくださるとは予想外の驚きと嬉しい誤算でした。彼ら夫婦の進む道は二人が決めていくものですが、我らもその道行きを共に切り開く剣とならん、とばかりの一糸乱れぬ勇ましい勝ち鬨が決まった瞬間をしかとSSに納めたときの感動は、もう何と言葉にしていいやら。とにかく、すばらしい式でした。

僕自身は長いこと独り身ですが、今の季節に街を包む甘い雰囲気と、かような儀式を終えてますますラブラブな二人の雰囲気に当てられると、流石になにか人恋しい気持ちに引きずられてしまいます。
そういえば、今期のヴァレンティオン・デーの祝祭において、モーグリからの景品として配られているロマンスポーションなる飲み物。一応飲める品のようですが、勿体なくてまだ封を切っていません。ある友人が語ることには「ロマンスの味がしたよ…」との話でしたが、それってどんな味なんでしょうね…。

とりあえず、ふたりの道行きに女神の祝福があらんことを。
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by Rdms_pride | 2006-02-13 01:53 | よしなしごと

新しい日々が始まる

かねてから白魔道士としての修練に励んでいた僕でしたが、つい先日、ようやっとLv70に到達致しました。ずうっと鞄の中に持ち歩いていたレイズIIIのスクロールは僕の手の中で白く燃え尽き、これで一応の区切りを迎えたことになります。
アドバイスをくれた人たちや、一緒に修練を積むためパーティを組んでくれた皆様に、大いなる感謝を。

となれば、やることは倉庫整理。
ここ暫くは白魔道士でいることがほとんどでしたが、僕の本分は赤魔道士…当然求められれば手早く着替えて出て行かねばならないというわけで、金庫の中はもとより、ポストまで受け取り待ち状態にしておいたままの装備品があふれかえっています。これはいけません。
もっとも、これは暇があったら修練に出かけたいと、未練がましく金庫に入れてあった召喚士用の装備品のせいでもあったのでしょうが…。

「というわけでモグさん、金の当てもあるし、今日は気持ちを新たにするために本国のモグハウスをすごくいじるからよろしくね」
「よっぽどテコ入れしないと応援は釣りのままですクポよ」
「いいの、僕がたまに帰ってきたときに癒される部屋であれば」

ここで先日入手したエルシヴイヤリングの話に少し触れておきましょうか。(入手したときの話)
実のところ、700はかなり言いすぎでした。けっこうな量の出品から、壮絶な売り抜け合戦へと発展し、2度競売から返されてきたそれを見て、僕は装備の新調をほぼ諦めました。
世の中の流れは速いですね。心底自分の流れを読む目のなさを哀しく思います。

そういうわけで、イヤリングを手早く、かつ今度はそれなりに思い切った価格で出品し、あとは装備品になど目もくれずに調度品の出品中目録を出してもらいました。
以前から欲しい欲しいと思っていた飲料樽は相変わらず出品なしだったので(先月の中旬あたりから取引が途切れてるんですよね…)、次に気になっていた海のアクアリウムと、あとは収納スペース増加のためのブックシェルフ(四台目)を落札。
新たな仲間をどんな感じで部屋に住まわせるか、頭の中でレイアウトを組みながらテレポヴァズを詠唱し、足取り軽くアウトポストへと向かうのでした。

久しぶりに帰ってきた我が家でしたが、モグさんがまめに掃除をしてくれていたようで、荒れているということもなく、最後に出て行ったときのままの姿で出迎えてくれました。そう、まさしくそのままで。

「…門松、置きっぱなしだったか」
「ご主人様が戻らないと動かしようがなかったですクポよ」
「あー、家具収納にめいっぱい詰め込んでたっけごめんよー」

斜めに切って立てられた太めのバンブー材の中には、チョコボ試乗券が詰まっていました。

気を取り直して設置開始。
テーブルを壁からちょいと離し、既に三台並んでいたブックシェルフを暖炉側に少しずつずらし、入り口側の壁に新たな一台を設置したところ、部屋の空気がわずかに変わったような気がしました。が、その上にアクアリウムをどんと置いたらすぐに元に戻ったので、おそらく気のせいでしょう。
そういうことにしておいて下さい。
さて、仮にブックシェルフの上に置いてはみましたが、どうも見上げる形になって居心地がよろしくありません。ムーリシュアイドル達にエサもあげづらいし、何より本に湿気ってよくないのでは。
そこで、僕のベッドの脇に置いてサイドボードとして使っていたコモードが目に入りました。しかし、あれをこちらに持ってきたら、これから僕はメープルテーブルを食卓兼物書き机として使わなければならなくなります。それは困る。代わりに窓際にあったキャビネットを持ってくるにしても、高さがありすぎて違和感がありますしね。

「よし、もう一台コモード買おう」
「駄目押しですクポね。さっき炎の属性がちょっと上回って一瞬戦せk」
「それ以上言わないで。頭のものをサルタオレンジと挿げ替えるよ」

かくして、無事アクアリウムの居場所は玄関脇に設置されたコモードの上へと定まったのでした。定番の配置になってしまいましたが、僕が落ち着ける部屋であれ、というのが第一なので、これはこれで、よしとしておきましょう。


新しい家具の配置も終わり、やり遂げた気分に満たされた僕は、久しぶりにサンドリア港のバザーを冷やかしに行ったのですが、そこで思わぬ出会いがありました。

ブレスドブリオー、110万ギル。
慌ててLSに繋いでいたメンバーにジュノでの相場を聞いたところ、こちらの方が明らかに掘り出し物価格であるということが分かったのですが、残念なことに手持ちが足りず、店番のタルさんの前で苦悩する僕。後40万ほどあれば…!
そこに聞こえてきたのは女神の助けかデーモンの囁きか。

「貸そうか、40万ギルw」
ジブロさん…いいんですか」
「今とくに買わなきゃならんもんもないしねぇ、何なら40万といわず100でも200でもw」
「そんなに借りてもお返しできませんよー…でもありがとうございます、イヤリング売れたらすぐお返ししますんで!」
「ういういw ちょっと待ってなー」

装備の新調はしなくてもいいと思っていたはずでしたが、できるならやりたくなるのも人情というもの。装備が赤から青へと変わったら、なんだかLv70へ到達したという実感が、より強くなりました。
無事に落札されたイヤリングのお金から40万をジブロさんに送り返し、ちょっと興味がわいたのでジュノの競売で胴以外の相場を覗いてみると…なぜか胴が一番安いのですね。HQ品の作成を狙う職人さんでもいるのでしょうか?
ミトンと靴はおいといて、ズボンの履歴を見たところ、さきほどの40万があれば手が届く様子。すごく悩みながら打ち明けてみたら、快く返済を待ってくれると言っていただけました。デーモンの囁きとか思ってごめんなさい。この場で懺悔します…。
こうして、ばたばたしながらもトリコロールから完全な青と白へと衣替えすることができました。おめでとう僕!

借金してまで新調した装備、生かさないわけにはいきません。
こうなったら、白魔道士の道、最後まで歩みとおして行きましょう。
気持ちを新たにした修練の日々が、また始まります。

その前に、貯まった獣神印章を使って、早々に借金返済のタネを作らないといけませんね。
Lv71以上になるとなれば、ほかに必要そうな装備品も出てきますし…。
金策に忙しい日々もまた、始まりそうです。
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by Rdms_pride | 2006-02-06 14:27 | よしなしごと

苦労は買ってでもさせたいロートルの呟き

最近LSの若いメンバー二人が、そろってマート老の最後の試練に挑戦しようという時期にさしかかっているようです。
二人で連れ立って獣人拠点の奥地にスキル上げへと出かけたり、「ためしに挑戦〜」と言ってはあっという間にマート老に追い返されたりしているのを見るにつけ、僕にもあんな時期があったのだなぁ、と懐かしい気持ちがこみ上げてきます。

「ベドーでレミの証をとるついでに、あたしの片手剣スキルも一緒に上げるんですよー^^」

と、心がけも非常に感心なのですが、僕としては少し心配になったことがありました。

ナイトのレミネスと赤魔道士のポピィ・ルーナーンの二人は、それこそ駆け出しのころからずーっと二人三脚で、何でも二人で乗り越えてきた(いや、もちろん二人だけじゃどうしようも無いことについては助け舟が出ましたけどね)わけですが、そんな二人が初めて、別れ別れに一人きりの試練に臨むことになるのです。
フルパーティでの戦い方とペアでの戦い方が違うように、ペアでの戦い方とソロでの戦い方もまったく違ってくるということを、どう伝えるべきか…。
とは言え、僕はナイトについては全くといっていいほどアドバイスができそうにないので、レミネスの事はティオフィール殿にお任せすることにして(騎士団の仕事が忙しいようで、最近はなかなか顔を見せてくれませんけどね)ポピィの方に赤魔道士としての限界突破のための心構えをそっと伝えてみることにしました。

ポピィさん、赤魔道士の証を取るときはウガレピ寺院で、是非ソロで頑張ってみてください」

すかさずこれを聞いていたLSの他メンバーから突っ込みが入ります。

「そんなん言わんと、いっつもレミと一緒におるんやから、二人で狩ったらええやんか」
「証は二人で取れても、マート老とやりあう時は強制ソロじゃないですか。今から慣れといたほうが楽ですよ」
「片手剣スキルがちょっと足りないかも…」
「あー、えーと、それなら最初は二人で頑張って、スキルが上がってきたらソロ挑戦ってことで…」

結局、この二人は離れられない予感。
いいんです、赤魔道士のある意味異様なしぶとさを認識しておけば、いざって時の動き方も変わってきますよって方向に話を広げたかっただけなんです…決して二人が異種族同士のクセにわりとらぶらぶなのが妬ましかったわけではゲフンゲフン。
いっそ最後の試練にも二人コースがあればいいんです。
マート老は一人じゃ大変なんでバストゥークからデーゲンハルト氏を招いてツープラトン。
難易度がかえって上がりそう? 知りませんよ、スリプルは効くんですからどうにかなるでしょう。

冗談はこのへんにしておきまして…。
無事に二人揃って限界を超えた暁には、さらにお互いの大切さを深く理解し、支えあっていける名コンビになってほしいものです。
そういえば、ソロはソロでも壷を倒すソロとマート老を参らせるソロは大分やり方が違うって話もし忘れていました…そのあたりも聞かれたらちゃんと説明しないといけないですね。
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by Rdms_pride | 2006-01-20 18:50 | よしなしごと

流れる泉に1ギル硬貨

少々遅れてしまいましたが、明けましておめでとうございます。
今年もどうか、実り多い年でありますように。

年の変わり目にはル・ルデの庭に多くの人が集まりまして、みなで新年の抱負を述べてみたり、世界のありように対して思うところを、声を大にして述べてみたり、カウントダウンで一斉に花火を上げたり、それはそれは大変な騒ぎでした。他人事のように書いていますがかく言う僕も、同じLSの白魔道士、アリスタくんと一緒にそのただなかでバカ騒ぎに加わっていました。いやぁ楽しかった。
場の空気にあてられて、何かあらぬことを叫ばされたような気もしますが、めでたい席でのこと、あまり気にしないでおきましょう。

その後はサンドリアへ帰り大聖堂で祈りを捧げた後、アウトポストのサービスを通じて聖地ジ・タへ。神々の間で女神アルタナへ誓いを立てるのです。今でこそテレポ等で比較的簡単に足を運ぶことができますが、それらが開発・整備などされていなかった、修道士ジョゼアーノの時代には、きっと並々ならぬ苦しみを伴う旅路だったのでしょう。
というかトリビューンで、またあの手の読み物連載しませんかね…。

やることやって安心したので、あとは普通の冒険者活動を再開。
友人の要請に応えてギルド桟橋での立ち回りを援護したり、手当たり次第に冒険者達に依頼を取り付けていた盗賊ゴブリンの所に、それならいっそ、と大人数で集まってみたり。
割と充実した年始だったのではないかな、と思います。
盗賊ゴブリンの話はもう少し詳しく書きたいので、別項を用意することにしましょう。
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by Rdms_pride | 2006-01-05 13:43 | よしなしごと

めでたきかな、星の還る夜

またひとつ、世界のありようが変わる日に、立ち会うことができました。
僕という命がこの日まで長らえることを許し給うた女神に、深く感謝します。

ジュノの街は新たな戦いを感じさせる騒がしさに包まれていましたが、そういうのはひとまず置いときまして。
飛空挺に乗り、冬の装いに包まれつつあるサンドリアへ。
いつもは港のモグハウスをまっすぐ目指すのですが、今日ばかりは北サンドリアの閲兵場へ向かうべく、いつもとは違う道を通ります。
工人通りを抜け、装備預かり屋のお姉さんの前を通り過ぎようというあたりで視界が大きくひらけ、見えてきますはサンドリアが誇る6本セットの大ツリー。
ウィンダスの、森の区の噴水に生えた木をそのまま飾りつけた大ツリーや、バストゥークの噴水広場に組み上げられた櫓状ツリーもそれぞれに美しいのですが、やはり我が国のそれには正統派なデザインが魅せる堂々とした華麗さがあります。小細工を弄したり、奇をてらわずとも、よいものはそこにあるだけで、よいということを実感させてくれるわけですね。

とまあ、星と月の明かりをはじくように煌めくツリーを見上げながら、今年の星芒祭の楽しみへと考えをめぐらせていた所で、LSからの通信が。

「雪が降る花火がたーっくさんあるんですけど、誰かいらないですか~?」
キムメイムの朗らかな声が聞こえてきます。雪が降る…というと、アレですか。
「ブリリアントスノーですか。これからの時期に、実にタイムリーですね」
「実は…錬金術の修行で作りすぎちゃったんですよ~」
「そういう事なら、今鞄の空きがこのくらいだから…1セットいくらでしょう?」
モーグリ達の露天販売が、確か一個250ギル前後だったと思いましたが、はてさて。
「差し上げますよ~ 20セットくらいありますからw」
それは、シーズン中に使いきれる量なんでしょうか。
1セットは99個ですよ? 1ダースじゃないんですよ?
「じゃあ、297個ほどお送りしますね~^^ お友達にも分けてあげてください^^」
「ありがとうございます、がんばりますよ~」

急いでモグハウスに戻ってポストを開けると、自分宛てに送った属性杖数本のほかに、きっちり3セットのブリリアントスノーと、友人のラブスレブスから届いた虚ろの残滓が出てきました。

僕は受け取った残滓の代わりに、早速彼にブリリアントスノーをおすそ分けして、床に就いたのでした。
彼と僕の星芒祭が、ともに華やいだものになりますように。

余談ですが、キムメイムは配りきれない花火のバザーを始めた模様。
モーグリ達の露天の半額以下で置いているようなので、もし見つけたら買ってあげてください。
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by Rdms_pride | 2005-12-16 12:38 | よしなしごと

砂丘今昔話

白魔道士の修練に精を出す日々にちょっと潤いが欲しくなったので、ジュノで待機するのをやめて、久々にバルクルム砂丘まで足を伸ばしてみました。

寄せて返す波の音を聞きながら目を閉じていると、思い出されるのは僕自身もまだまだ駆け出しの冒険者だった頃のこと。LSの先輩たちにアドバイスを受けながら、数日にわたる狩り生活に耐える量の食糧と、Lvが上がった後に使えるようになる装備品や魔法スクロールの数々をサンドリアから持参して、セルビナに半ば住み着くようにして修練に明け暮れていたものです。
同じように満足いくLvに到達するまでセルビナに留まる人同士はいつしか顔見知りに、やがてはフレンド登録を交わしてみたり。僕も多分に漏れず、今もよくつるむ友人達の中にも、この砂丘で出会い、共に戦った人が多くいます。

そういえば赤魔道士として最後の限界を超えてからも、何故だかしばらく足が砂丘に向いていましたっけ…無意味にソロの冒険者さん捕まえて花火を勧めたりしてw

さて、そんな回想は脇においておきまして。

門前に陣取りながらソロで頑張ってる人に強化魔法をかけてみたり、若い冒険者に追いすがって町まで走り込もうとするゴブリンを神聖魔法で打ち据えたり。
まあ大部分は目立たないようにインビジを掛けて門前で人の往来を観察していたわけですが、意外に思ったのがサポートジョブを持たない冒険者もそれなりによく見かけたという事でしょうか。

現在の情勢を鑑みると、確かに彼らの多くはベテランの冒険者を主に持つ倉庫番の子だったり、あるいは過去に色々あって人生をやりなおした人だったりする事もままあります。が、中には本当に「つい先日冒険者始めました^^」ってぴかぴかの若手もいたりするので、まったく油断がなりません。
また、サポートジョブを修得していても、やはり手ほどきをしてくれる師匠のような存在に出会えなかった人がいたりすると、端から見ていて心配になるような行為に及んだりするのを目撃します。けっこう前の話になってしまい恐縮ですが、例え余計なお世話だったとしても、サポモでためてガストスラッシュを羊に放つお嬢さんに「ちょっとそこ座んなさい」と声をかけ、あまつさえ青空教室など始めてしまった当時の僕を、一体誰が責められましょうか?

しかし、僕はそんな新米の冒険者達の導き手になりたいとは思うものの、彼らを甘やかしたいとは決して思わないのです。
たとえば、6人でパーティを組んで戦うその横に佇む、高レベルの魔道士、あるいはナイトや詩人さん。Anonymous状態にしていても、重厚なプレッシャーでバレバレです。
そして横合いからの高位回復魔法。ソロで頑張る人へ通りすがりに癒しを祈るのとは訳が違います。そして嘆かわしいのはLvが60台に達してさえ、それをよしとする考えの人物がいるということです。
もし、回復を一手に請け負える魔道士をパーティに加えることができなかった、というのであれば、補助をしてくださる側の人の快い承諾、あるいはその人へのなんらかの返礼をもって認めることもできますが、仮にも白魔道士を誘っておきながら「Lv75の白魔道士が横についててくれるから楽できるよ」とは侮辱もいいところです。丸い四つ足のテーブルがあれば力強くひっくり返すくらい腹立たしい事だと思います。

…話が大きくずれてしまいました。
今の話は後衛、とりわけ魔道士系ジョブの立場に大きく拠った意見でしたが、ともかく新人の冒険者達には、そんな風に己の存在意義を疑問に感じるようなパーティ戦闘を経験させるのはどうかと思うのです。
前衛は後衛を守る。後衛は前衛を支える。鳥が先か卵が先かは分かりませんが、互いへの信頼をもってパーティは成立するものです(基本的には)。
この砂丘においては、勝てない敵に目を付けられたなら素直に逃げてもいいんです。傷付き倒れて、レイズが使える魔道士さんを探すときだって、それを恥だと思わなくてもいいんです。

僕が砂丘に足を運ぶときは、そんな風にまっすぐ育つ冒険者を応援したいとき。
いつかは修練のための旅ではなくて、世界の美しさを探す旅へと、出て欲しいから。


いつしか忘れかけていた、導くという意志を思い出させてくれた同盟です。
熱い紳士の皆様方の心意気を、感じてください。
同盟:セルビナ警備隊
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by Rdms_pride | 2005-11-29 00:43 | よしなしごと

恩寵の安売り

先日、同じリンクシェルで白魔道士の修練中である友人キムメイムと話していたときのこと。
なんでも、そろそろLv70が近づいてきたので、競売でレイズIIIのスクロールを落札してきたそうな。

レイズIIIと言えば高位白魔道士に開放されてからしばらくは高値が続き、あるときオーブに封じられた魔物が隠し持っていると知れ渡ってからは急激に下落。
ところが別のオーブで前衛に垂涎の的である素材を落とすサソリの魔物の存在が知れてからは、壷たちに戦いを挑むものが激減して解放前より相場が高騰。
そして今はENMと呼ばれる魔物たちの所持品にたまに混じっているということで再び相場下降、ようやく低い価格で落ち着いているというなんとも波乱万丈な魔法ですね。

かく言う僕も、白魔道士を本格的に鍛え始めたころ、数ヶ月前に18000ギルほどで出品されていたそれを落札、今も修得に向けて地道に修練を重ねています。

「で、いくらで買えたんですか?」
「ん〜、8kくらいになってましたねぇ。ほぼ店売り価格と同等のはずですw」

衝撃でした。手前に溶解属性がはさんであれば核熱ですね。いやいやそうではなく。
レイズIIの時代から繰り広げられた「他人のためにしか使えない魔法なのに」論争。人を救うための魔法でありながら数々の悲しみ、ときには憎しみをも生み出してきたスクロールが、今やリフレシュと同じ道をたどることになっていようとは…世の中はわからないものです。

ともかく、かつてよりも多くの人が、自分のためであれ他人のためであれ、白魔道士の道を歩みやすくなったというのは、喜ばしいことだと思います。最高魔法であるという価値に対して、釣り合わない相場だと憤る人もいそうですが、心ならずも倒されてしまったとき、その恩恵を受けられる機会が増えるかも知れないと思えば…ね。

ありがたみがどんどん薄れていると取るか、女神の恩寵はあまねく人々に分け与えられていると取るか。それとも、また大きな変化がやってくるのか?

庶民派の僕としては、できればこのままであってほしいものですが。
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by Rdms_pride | 2005-11-24 15:51 | よしなしごと

過去の名剣

今現在、僕はサンドリアに拠点を置いて活動をしていることが多いのですが、これはつい先日、所用でたまたまジュノに拠点を移していた時のこと。

ウルガラン山脈に出没する雪ウサギのENM討伐に成功したおかげで懐がそこそこ潤っていた僕は、競売で高Lv赤魔道士向けの装備品の取引履歴を眺めて楽しんでいました。そして例のごとく、青天井に上がっていく赤魔道士向け片手剣の価格を見てため息をつくまでが、ジュノに来るたびの恒例行事となっていたのですが、その日だけは違っていたのです。

取扱い品のリストを下へ下へとなぞっていく僕の目に飛び込んできた文字列。

マイティタルワール  [2]

…あれはまだ、僕がマート老の最後の試練を越えてからすぐの頃。
魔法の精度を高め、威力を上げるアクセサリ類の新調を済ませた僕は、続けて新しい片手剣を手に入れるべく、貯金をしながらこの剣が競売にかけられるのを、来る日も来る日も待っていたのです。
ところが、この剣ときたらジュノに留まっていられるときには決まって姿を見せず、ジュノを離れたときに限って誰かの手によって競売にかけられ、知らぬ間に誰かの手に渡っているのでした。
決して活発ではないその取引ごとに、上がっていく剣の取引価格。
いつしか金策も追いつかなくなった当時の僕は、断腸の思いでマイティタルワールを諦め、失意のうちにサンドリア港の露店で見つけた一振りのアネラスを、以後長い間の友としてきました。

とまあ、回想にふけるのも程ほどに、取引履歴を確かめたところ、10件前の履歴で100万がついているのを最後に、いまや80~90万の間を行き来する程度に落ち着いていました。
かつてはあと少しのところで手の届かなかった武器が、今はこんなにも近くに。
迷うことなく、入札申請。少し低めの価格から1万刻みで上げていったのですが、あの日狂おしく求めた剣は、結局90万で、今ようやく僕の腰に提げられることになったのです。

あの頃より世界が広がった今、この剣よりも優れていると思わしき名剣、銘剣は何振りか世界に存在することと思います。ですが、それらを振るって戦いに赴くのは、きっと僕ではない別の誰かの役目なのでしょう。

とりあえずは、週ごとに風曜日がやってくるのが楽しみになりました。
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by Rdms_pride | 2005-11-22 12:31 | よしなしごと