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魂のありか

白く丸い銘盤に、願いをかける。
母親の胎のなかにいる、生まれる前のこどもに子守唄を聞かせるように。
言葉はなく、ただ意志だけをもってそれと相対すること、四日と11時間強。

僕に弟ができました^^


…いやすいません、退かないでいただきたい。
まあ自分の魂を分かち与えて操る、使い魔のようなものだと思っていただければ近いかなぁとは思うのですが、僕の無意識下の願いを感じ取ったのかも知れないその子は、なんというか、その…。
うん、姿かたちだけは、僕に弟がいたらきっとこんなんだろうなぁ、というようなものとして、この地に顕現することとなったのです。
どうせなら可愛らしいヒュームの娘さんにでもなってもらえれば…と思わないでもなかったのですが、結果は結果として受け入れることにしました。

さて何から教えていったらいいものか…と思い頭を悩ませたのも束の間、魂を分かつ、というだけあって僕が持つ知識の大半も共有できている様子。
当初の予定よりも大分早く、来歴なんかをでっち上げて冒険者登録を済ませ、ワックスソード+1を片手にロンフォールの森へと飛び出していく"彼"を見送ったのですが…なんというか、すんごく眠くなるんですよ。"彼"が活動していると。
危なげなく戦っている"彼"に一安心して、サンドリアを離れアトルガンに戻ってもなお、です。
むしろ離れているときのほうがきつい?
お陰で蛇王広場やアルザビの物見台で船漕いでる僕を多くの道行く人に目撃されていたかと思うと、あぁ恥ずかしい…。
もはや諦めて、"彼"を解放するときは半ば眠っていることが殆どなのですが、世の中二つと言わず三つにも魂を分かちながら、強敵との戦いまでこなす御仁もいるというわけで、僕はまだまだ修行が足りませんね。

命そのものではなく、触れる幻だと理解していても、「知識だけでなく、ふれてみて初めて理解できることも多い」と語る"彼"を夢に見ていると、慈しみながらまっすぐに育てていかなければ、といった責任めいた感情も湧いてこようというものです。
さしあたってはこれらを操ることについての先達でもある、キムメイムにでも話を聞いてみるとしますかね。くれぐれもあのカザムの詐欺師のようにだけはするまい、です。


ところで、魂を分かつという話をしたためていて思い出したのですが、一時は裁定者により駆逐されかけていた禁術使い共が、またあからさまかつ非常に嫌らしいやり方で巻き返しを図ってきているようですね。
奴らがやっていること自体も大いに問題ですが、そのために取っている手段の方が、僕からすれば吐き気がします。
冒険者になりたての若い子を拐かして心を抜き、あるいは手練の冒険者をもその欲によって魂を縛る。
銘盤より顕現させたものに、魂でさえない、何かおぞましいものを込めて使役する。
そうしてこの地で得た手駒の全てを、何に使っているかと言えば…すでに多くの冒険者が知るところとなっています、ね。
最近では直接刃を向け合うことを禁じられた冒険者側も、バタリアにいつからか設置されたモンスター召喚のトラップを逆利用して、禁術使い側にけしかけるとか混沌とした様相が続いているそうで…。
嘆かわしいことです。

世界のありようの外側にいる存在を仕留めることは、根本的には不可能。
善後策として、裁定者達はこちら側での端末にされてしまった人を捕縛していくほかないわけですが…「普通の人を決して巻き込んではならない」という理念に縛られてその活動はたどたどしく、あまりと言えばあまりな後手ぶりは見ていて歯がゆいものがあります。
その癖目の前であからさまな取締り対象の行為が行われていれば、その動機にかかわらず取り締まらなければならないというジレンマも。
挙句の果てに、裏でつながってるとか弱みを握られてるとか不名誉はなはだしい噂が流れてしまう始末ですよ。

己の枷にしかならない理念なら、いっそ捨ててしまえばいいのに。
裁定者たる彼らにはそうできる権限があり、必要さえあれば疑わしき全てを抹殺する権利も、本来ならば行使できるはずなのだから。
ここまで騒ぎになってもなお、奴らと同じように振舞おうとするならば、そいつはもはや自己責任って奴だと、僕は思います。
もうこれ以上、汚さなくてもいい手を汚して、獄に繋がれねばならない人が増えないように。


願わくば魂に自由と安寧を、器には正しき願いと心を。
人よ、みな過たず己が主たれ、女神よ、我らにこの悲しみを耐える術を授けたまえ。
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by Rdms_pride | 2007-01-30 01:02 | よしなしごと

長い長い回り道

「さぁ、ぼーっとしてないで! その両手棍が壊れるまで特訓あるのみですわ!
オーホッホッホホホホホ!」

シャントット博士って、周波数高いですよねえ色々と。
まあそれはさておきまして、色々あってレトリビューション無事修得と相成りました。
今回はそこに至るまでの顛末でも。

ヒマそうにしていたレミネスの首根っこを引っつかんで、ル・オンの庭にいきませんかと叫び、ライトエレメンタルを捕まえてどつきまわす事数度。
最後に組んでくださったアライアンスの人たちがみんないい人で、一度時間で切って再募集かけようと思うんです、と話したら、そんなのめんどくさいからそのまま続けちゃいましょうよw と言って下さいまして、無事に試練を受けられるところまでスキルを伸ばすことができたのでした。

ちょうど良くチュルソスシュタプの封印も解け、ここからがいよいよ本番。

もう以前のようにこっそりLv1連携で繋げなくてもいい、堂々と大手を振って潜在消しができるというのはすばらしい事ですね。
お忍びでアトルガンに視察においでになってた、という噂が流れてたくせにまったくお変わりなく僕を迎えてくださった博士と二、三問答をして、博士が自ら設計し作らせたという両手棍を授けられました。
博士自身が豪語するだけあって取り回しのしやすい、何時間でも振り回せそうな錯覚を受ける…いやいや、いくら博士自身が類稀なる黒魔法・呪術の使い手だからといって、これにまでそんな呪いがかかっていたら大変です。
ともかく、その両手棍を携えて、僕はさらなる修練を重ねるために各地を転戦することに。

さて、ブラックヘイローの時とは異なり、以前から事あるごとに両手棍が両手棍がと口にしていたお陰…かどうかは判りませんが、ずいぶんみんなに色々と気を使ってもらってしまいました。
キムメイムが格闘のスキルを上げたい、との事でクフタルでのカニ狩りに付き合ってくれたり(なんかサルベージのときに武器が要らないというのは何かと重宝らしいですね)ついでにリファ君も以前の返礼、ということで手伝いに来てくれたり…したのですが、折り悪くギーヴルが乱入してきてえらいことになったり。

久々に会えたと思ったらなんだか獣使いのLvがずいぶん上がっていたティオ殿にも、ジュノチョコボ厩舎からの依頼でオズトロヤ城に用事がある、とのことでそれに託けて手伝っていただいたり。やー、ほんとありがたいことです…。

「こっちの用はなんかめんどくさそうだから、先に両手棍のほうからやっちゃおうか」
「いや、依頼を先に片付けてすっきりしてからのほうが…」
「なんか、箱あけなきゃならないらしいんだよね。だからそっちでw」
「うーん…そういう事でしたら…まあ、裁きのカギ貰えれば最奥部まで行っても出てこられますしねえ」

なんだかうまい事言いくるめられてしまいました。
というわけで最上層トーチの間まで来たわけですが。

「なんか皆さん、忙しそうですね…」

この日のオズトロヤ城は他にもお客さんが多数。
ほんの少ししか構ってもらえないので仕方なく、天守閣まで侵入することに。
どうでもいいけど、あそこの合言葉の仕掛けって、侵入者を阻止するって観点から見たら、オズトロヤならびにギデアスの重鎮・顔役の名前を全員覚えてる人にとってはザルもいいとこですよね。
いや実際のところは、「現人神に刃向かう不届き者を逃がさないため」なのかも知れませんが。
ともかく、天守閣側の警護役ヤグード達はだいぶヒマだったようで、たっぷり構ってもらえました。
肝心のハイプリースト殿は先客のシーフらしき人と「レイズIIください」「やらん」といったやり取りを繰り返していたようでしたが。

そうこうしているうちに両手棍からぴしり、とどこか砕けるような音がして、何かが抜け出して行ったような気配が。

「潜在効果なくなりました! 行きましょう鍵探し! さあさあさあ!」

何を張り切ってたんですかね僕は。
ということで階下の祭壇の間へつながるフロアへと移動して、今度は格下のヤグード達に、鍵のありかを尋ねます。ハイジャンプで脅かしたり色々やってる途中で、なんだか足元をオポオポが歩いていきましたが、目を離したらもういなくなってました。なんだったんでしょうね。
ほどなくしてヤグードが「すんません…これ差し上げますんでもう帰ってください…」と鍵を差し出して泣きを入れてきたので、どうもどうもと受け取って箱探しに移行。現人神に聞かれたら多分このヤグードは横っ面ぶっ飛ばされるんじゃないかと思います。
一通りありそうな場所を見て回ったところで見つからなかったので、彼の薦めに従って僕は一度白門に帰還し、パーティを辞しました。
試練に備えて寝ておこう、と準備をしたところでLS通信から「箱あったよー^^」との知らせを受け、一安心すると共に改めて礼を述べ、僕は床についたのでした。

明朝になって、さあどう編成しようか? となったところで、レミネスキムさんがついてきてくれることになったのですが、流石に3人では心許なく、かと言って、つい先ごろ3種合同のアライアンスが募集を締め切って出発したという話を聞いていたので、参加者を今募るのもなかなかきつい。

「フレに声かけてみましょうか?」
「あー、そうかその手が。まって今僕の方でヒマそうな人当たってみます」

いつもいつも何かやるときは叫んで人を募ることが殆どだったので、僕だけの個人的な用事でLS以外の誰かに物を頼む、という習慣があまり根付いていない僕なのでした。
同じデュナミス踏破LSに所属するスライ殿に声をかけたところ、快く承諾してくれた上にその細君リリーナさんまで付いてきてくれる事になり、これでメンバーは5人、編成も忍戦赤白黒となりました。

前回は前衛が戦士3人でもやれたから、この編成でももう勝てそうですね…」
「んじゃ、行っちゃいましょうw」

氷の塊を競売で買い求め、テレポヨトをもらって一路イフリートの釜へ。
今回はまっすぐ目的地を目指します。溶岩の上に橋がかかる広間が見え、準備運動とばかりに周囲の敵を片付け、いざ本番。

「じゃ、沸かせますよ~」
「いつでもどうぞー」

まったく同じように、鎌を携えたスケルトンがその場にゆらり、と姿を現すのも確認せず、僕は一目散に仲間の下へと駆け戻ります。前進し挑発を入れてくれるレミネススライ殿とすれ違ったところで反転し、片っ端から弱体魔法を叩き込めば、見る間に骨の動きが鈍くなっていくのですが。

「…あれ? サイレス入るのか」

そういえば前回の僕は白魔道士でした。
かくして魔法もなにもなく、時たま飛んでくる範囲ウェポンスキルにもリリーナさんが的確に対処してくれるわけで、前回よりも一人人数が少ないにも関わらず、前回よりも危なげなく勝利を収めることができたのでした。
実力がわかってる人同士で、みんなが一番慣れたジョブで動けると、同じ相手でもこうも違ってくるのかと、ある種の衝撃を受けました。
野良での募集がだんだん減っていってるわけですね…。ちょっと、さみしい。

ともあれ、ここまでみんな、色々助けてくださって、本当に感謝です。
奥義レトリビューション、存分に揮わせてもらいます。

召喚士も、もうスキルに拘らないで上げられるときに上げていこうかな。
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by Rdms_pride | 2007-01-15 13:27 | たまには冒険者っぽく

ファストキャストよりなお速く

ちょっとしたご縁で、とある白魔道士がしたためたという、強力な魔道書のレプリカを閲覧させていただく機会に恵まれました。

魔道書、と書くと魔法を修得するためのスクロールの類と混同されてしまう方もいるかと思われますが、魔法スクロールというのは特殊な手続きによって書き記され、魂に直接魔法を焼き込む呪いを織り込んだ代物で、その後の魔法の扱い方には関与しません。
これに対し、僕が今回閲覧させていただいたものは、僕たちに新たな魔法を教授するという類のものではなく、術者が使える魔法を、装備品とは違ったアプローチから強化する、というもの。
味方にかける魔法に特化しながらも、より速く、より確実に、より正確に魔法を行使する、という考え方に基づき構築された、一種の補助装置のような代物でした。

"より速く、魔法を行使する"
これは僕たち赤魔道士の領分であり、ファストキャストという能力によって顕著に表されています。ですが、ある考え方に基づいて魔法を行使するプロセスを四つに分けたとき、ファストキャストによって短縮される手続きはその中のたった一区分にすぎないのです。

世の中にあまた存在する、魔法スクロール、呪譜、忍の巻物、それからえーと…精霊契約書に、神獣や霊獣との契約そのもの。
これらによって魂に焼き込まれた技の全ては、魂の中でいわゆる擬似的な書庫、あるいは目録のようなものを形成する、という考え方があります。
その目録の中から、i)使いたい魔法を探し、ii)選んで取り出し、iii)行使する目標を定め、iv)詠唱を開始する。そして発動。ことほどさように、ファストキャストはキャストであるからして、iv)のプロセスでしか魔法を行使するまでの過程に影響を及ぼすことはできません。

では、もっと速く魔法を行使したいならばどうするか。

i)~iii)を滞りなく行えばいい。

誰でもわかる答えであり、そのためのマクロと呼ばれる技術、それを用いた略式詠唱も冒険者たちの間に浸透してもはや久しいのは周知のとおり。
目録から検索する手続きをすっとばして、いきなり目的の魔法を持ってくる。それによって複数の魔法を流れるように紡ぎ出し、あるいはそれぞれの技や魔法の効果をより強く増幅するための変換術式を組み込みながら。
便利な技術ですが、これらにもまた限界はあったのです。
優先的に目録から引っ張ってきますよ、と登録できる魔法や技の数にも限りがあり、数多くの魔法を駆使して味方を補助する、あるいは敵を薙ぎ払う魔道士達は、この限界に悩み苦しみました。

その末に見出された、マクロに頼らず魔法を目録から呼び出す技術。

魂に焼き込まれた魔法のひとつひとつ、全てに自分だけの言葉を定義づけ、言葉をもって目録検索を介さずに魔法の対象を定める段階、あるいは詠唱が可能な段階までもってくる。
使うためには自らこの魔法と言葉について書き上げていかなければならないという制約が付き纏いますが、その効果は確かなものです。

話は冒頭に戻りますが、この魔道書のレプリカも、そんな風にして書き上げられた"個人用辞書"のひとつだというのです。
普通は自分だけで使うものだから、世の中にはめったに出回らない代物なのですが…
"最速白魔"、そう銘打たれた装丁もへったくれもあったものではない紙の束を一枚めくったとき、僕は思わずため息を零しました。
その美しさに、です。

パーティ・アライアンスを組んでさえいれば、どこにいようとも、どんな立ち位置で戦っていようとも、疾くその傷を癒し、あらゆる災禍を取り除く、我こそは最速の白魔道士たれ。
そんなひたむきな願いと決意の元、ひたすらに書き連ねられた言葉の列に、深い畏敬の念を覚え、またこの言葉の全てを操る資質をほんの少しうらやましく思いました。

僕自身はこの全てを使いこなすことはできない、そういう側に立っています。
けれど、僕の操る辞書にも取り入れるべき要素は多くあり、この書との出会いは僕にとって必ずしも無駄ではなかったと思います。
この書の筆者と、閲覧許可を下さった目の院の司書さんと、縁を繰り引き合わせてくださった女神に、深き感謝を。

まだ閲覧できるといいのですが…。ほかの方にも是非見てほしいです。
こちらからどうぞ。閲覧終了してしまったようです…。

追記:去年の星芒祭の頃に公開されたものなので、二月の下旬頃までは公開できるんじゃないですかね? との言葉を頂きました。
アバウトだなぁ…。

追記2:自己解釈を交えて、こういったものを編纂してみました。
いかがでしょうか。

追記3:ついに原典の編者様が腰を上げてくださいまして、オリジナル改訂版が発表されました。
皆様も、自分のための辞書を、編纂してみてはいかがでしょうか!

編者注:こぼれ話から特設エントリにて解説させていただきます
/salute for 「上手な白・下手な白」スレ643◆utlQEF8DIs 様 改め 林先生さま

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by Rdms_pride | 2007-01-12 12:41 | よしなしごと

古代遺跡の奥地にコリブリの楽園を見た

ちょっとばかり数日前の話になります。

ひょんな事からとある重要なミッションの遂行メンバーに名を連ねる事になりまして、どうしても負けるわけには行かない戦いを前にし、これはちょっと今より少しでもパワーアップしなければ…という考えに至った僕は、久しぶりにメリットポイントの集積にでも行くことを決意しました。

お声がかかるまで両手棍の修練でも…と思い白魔道士に着替えながら、サーチコメントには「赤もできます」と書き記し、バフラウに。

コリブリと戯れているとほどなくして声がかかり、集まってみればナ狩モ白吟召。
リーダーが最初は「沼しか狩場わかんないんで沼いきます」等と言っていたので、常々あのインプどものウェポンスキルに辟易していたカダーバ嫌いの僕は、最近よく噂を耳にしていたとある狩場の事を口にしてみました。

「ナ盾編成でしたので、てっきり噂のタンジャナ島にいくものとばかり…」
「どこですかそこ?」
「あー、アルザダール遺跡から行けるようになったんですよねー」

精強なコリブリが沢山生息してるらしい、マムージャ達の勢力範囲でブガードなんかもいるみたい。
噂はけっこう広まってたようで、意外な食いつきのよさに驚きつつも、調べてあった道のりを伝えます。そうして自分も移動しようとしたところで、詩人さんからテルが。

『なんか今日はしっかり稼ぎたいと思ってたんで、もしよかったら赤をお願いしてもいいですか?』
『そうですねえ、このままいくと回復過多になりそうですし、了解です』
『リーダーにまず提案してみます。受け入れられなかったら悪いんですが抜けさせてもらいますね』

なんか穏やかじゃない言い方だとも思いましたが、彼女には彼女の正義があるのでしょう。
少しドキドキしながら、装備預かり屋さんの前で事の成り行きを見守る僕。店番のお姉さんの胡乱な視線が痛い…。
リーダーがあっさりと「じゃ、赤で^^」と提案を受け入れてくださったので、ほっとしながらワーロックアーマーを返してもらい、手早く着替え直して、僕は一行のあとを追いかけました。

アルザダール海底遺跡群が全域観覧可能になった折に、これもやっぱり噂を聞いて訪れていた、無人の監視哨。ナイズル島監視哨と称されるそこからは、遺跡の各所にある転移装置を通じて、西アトルガン地方のあらゆる場所へと赴くことができるようです。
こんな所を押さえていながらも、魔笛を執拗に狙い攻め込んでくる蛮族軍に対し、まだ巻き返しを図りかねている、いや、巻き返そうとしない皇国軍。
東方戦線の維持がそれほどに厳しいのか、あるいは…?

話がずれました。
ともかく転移装置を渡り歩き、出口にいた不滅隊の人に「お疲れ様です」と一声かけて太陽の下へと出てみますと、なるほど噂どおり、コリブリがそこここで気ままそうに過ごしています。
早速詩人さんが奏でるバラードに耳を傾けながら各種強化魔法を回したのですが、僕にはちょっとした懸念がありました。
僕の使用可能メインジョブ、サポートジョブを見てもらうと分かっていただけるかと思うのですが、魔法を鸚鵡返ししてくる種のコリブリと戦うのは、実を言うとこれが初めてだったりしたのです。
ディアIIを打ち込めばディアIIがナイトさんにかけられる、パライズを使えばパライズが、スロウを使えば以下略。サポ白で来ていましたし、その都度治せばいいんですけどね…うーむ。
詩人さんはサポ忍だったので釣り時のエレジーやララバイを返されても空蝉でかわす事ができますが、僕はそうもいきません。
ときたまリンクしてしまった時に、魔物たちのララバイ反射を恐れて僕も寝かせに参加していたのですが、ブリンクを張っていたにも関わらず反射を貰って寝かされてしまうことが多々。
次第に動きが消極的に、味方に対する強化・回復魔法をメインに動くようになってしまったのは反省すべき所でした。
その分召喚士さんがわりと攻撃寄りに動いてくれるようになりましたが。

前衛のアタッカー二人が強力なおかげで敵はサクサクと沈むのですが、ナイトさんのターゲット保持がしきれていないのか、食事を取るたびにスナッチモースルでハラヘニャーされていてちょっと可哀想でした…そのうちご飯なし、と二人とも腹を決めたようでしたが。
盾役なしの全員アタッカーサポ忍でご飯を諦めてタゲ回しにするか、メインシーフかサポシーフの人を連れてきて全力でナイトさんに釘付けにでもしたら、もう少しこのあたりは旨く回りそうな気もしますが、いかがなものなのでしょう?

ともあれ、(僕にとっては)なかなか新鮮な体験をしつつ、反省事もたくさん得て、やがて各々の充実した疲労に従って解散、という流れになりました。
呪符やデジョンカジェルを使って白門へと転移していくメンバー。さて僕も…と思ったところで、カジェルがまだ再使用できない事に気が付きます。ではどうするか…と思ったところで、メンバーの一人が「ここってハルブーンからも来れるそうですね」と助け舟を出してくれたので、奥のほうに見えた洞穴、ハルブーンの出入り口に召喚士さんと二人、意を決して踏み込んだのですが。

「ここ…どこでしょうか」
「黒魔道士さんがよく集まってワモーラを燃やしに来てるあたり…みたいです」

ゼオルム火山に抜けたところで地図を確認してみれば、そこはゼオルム火山の最西端。
残り少ない気力が一気に萎え、結局ギブアップということでホラ岩にテレポしてサンドリアへと帰還、たまったポイントで魔力の上限を引き上げて、その日は泥のように眠りに就きました。

とまあ、途中からグダグダでしたが修練を積む場としては面白い可能性盛りだくさんの場所だと思います。また是非行きたいですね。
赤魔道士らしく、存分に動けるような、もっと巧いやり方もきちんと模索したいものです。


追記:先に敢えてディアガやポイゾガを返させることで、魔物達のララバイを無効化するというテクニックがあるようです。
ただし前衛や詩人さんの空蝉も全部つぶれるので、事前にやってもいいか確認が必要かも知れません。
あるいは前述のように敵の攻撃をナイトさんに釘付けにするスタイルを前提とした技なのかなぁ?

追記2:某ミッションですが、無事に勝利を収めることができました。
僕自身の努力というよりは、全員の意識の高さと、あらゆる事態を想定した、入念な準備の賜物であったと思います。
参加した皆が称えられるべき、いい戦いでした。
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by Rdms_pride | 2007-01-09 17:13 | たまには冒険者っぽく

昇る陽も沈む陽もない

これは夢だ。うん、悪い夢に違いない。

六角形の小片が連なったような変なものに体の上を這い回られながら、オパールのように輝く白い床に横たわっていることしかできなかった僕は、そんな事を考えたのでした。

前後の経緯はどうもよく思い出せないのですが、どうも顕界には在り得ないような風景の中を、なんかもやもやした人に連れられて「久しぶりの客人なんですよー」とか世間話をされながら、案内されて回ったのはなんとか覚えています。
水の上を歩くことができたりして、これは面白い、と思ったりね。
ずーっと遠くの空を見やると、くらげをひたすらに大きくしたような生き物がいたり、近くでは神獣ガルーダとよく似たシルエットの白い人(?)が世間話でもしているかのようにそこここに屯っていたり、金魚を大きくしたようなものが気がつくと後ろからついてきていたり…。

で、そのうち大きな白い建物の中に通されて、そこも色々と見て回ったんですけど、突然もやもやした人が言い出した事には、ところであなた"信頼"をなくしたでしょ。北東の塔に仕舞ってあるから、ちょっと行って取ってくるといいですよ、と。
普通に考えればなんか酷い事を言われたと思うもんでしょうが、なにぶん夢の中のような事だったので、僕のほうもああそれは大変だ、じゃあ取りにいってきますね、と安請け合いをして、元気よく駆け出したわけですよ。

建物の中には外で見かけた羽のある人(?)もいたけれど、それ以外にも六角形の小片を組み立てたようなボール状のへんなものや、白いオニオンのような形のよくわからないもの、卵型を縦に引き伸ばしたような形の茶色い装置みたいなものが浮かんでいるのを見かけました。
橋がかかった二層構造の部屋を通り抜けようとした時だったでしょうか。
階下に例のボール状のものが浮かんでるのが見えたのですが、気にせず通り抜けようとした瞬間、見下ろしていたそれが音もなくばらり、とほどけたのです。
同時に、僕を一瞬で取り巻く濃密な氷属性の魔力。咄嗟に全力でその場を離れようとしたのですが、地の利は向こうにあり、といったところでしょうか…。進路を見失ったところで敢え無く追いつかれ、冒頭のような状況へと至ったのでした。

清浄に見えるこの空間において、異質な物体が動きを止めたからでしょうか。警戒を解いたのかはたまた興味を失ったのか、いつの間にか蜘蛛を思わせる形へと再構築を果たしていたそいつは、薄らぐように僕の体の上から姿を消しました。
やれやれ、と蘇生の加護を発動させて体を起こす僕。都合よく白魔道士だったみたいです。
めげることなく僕は再び北東の塔を目指すようでした。どうしてこんな目に遭うのかも、疑問に思わずに。

この建造物に住まうへんなものたちをやりすごし、時に絡まれては眠らせてその場を逃れ、ときには力及ばず床に引き倒される事数知れず。
ようやく最上階と思しき場所に辿り着いて、僕は安堵の息をつきました。
思しき…というのは、この建造物において、外に向けて開いた窓を一度も見なかったから。
中央の柱に嵌め込まれた石に触れたところで、温かい光がすべてを満たし――


目を覚ましたとき、僕はモグハウスのベッドの中にいました。
変な夢だったなあ、と思いながらふと不安に駆られて確認してみたところ、白魔道士として積んだ経験値がごっそりと目減りしていたというわけでして。
新年早々、見た目とは裏腹に実にありがたくない夢ですね。
いっぺんジュノで占い師にでも見てもらったほうが、いいのでしょうか…w
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by Rdms_pride | 2007-01-08 14:37 | 寝言は寝て言え

謹賀新年

皆様、あけましておめでとうございます。
今年もどうか、僕と皆様にとって、実り多い年でありますように。

新年のご挨拶、今年はアトルガン白門にて行いました。
あの広いバルラーン大通りいっぱいに、まるで煌魚の腹子のように人がもりもりと詰まっている様を見ると思わず人酔いもしようというものですが、やっぱり賑やかでめでたい雰囲気というのはいいものです。
さすがに今年はあらぬような事まで叫んだりはしませんでしたが…。

さて、その後はサンドリア大聖堂にて、女神の前に誓いを立て、今年を祝う生き物はなんなのかな、とロンフォールの森に繰り出してみますと、そこにいたのは…ブガード。
東方には亥と呼ばれる動物がいるそうですが、僕たちが暮らすクォンにもミンダルシアにもエラジアにもそんな生き物はいなかったようで、誰かがなんとか似たものを連れて来たらしいですね。
(参考:http://www.playonline.com/pcd/topics/ff11/detail/1205/detail.html コピペでどうぞ)

鞄の中にいくつか放り込んであった血糸やなんかを差し出したところ、代わりに手の中にひらひらと、薄い紙包みが舞い降りてきました。
例年の話を聞くに、ただ封を解いてもしょぼい強化魔法がかかるくらい(という言い方はちょっと失礼かな?)だという知識はあったので、記念に取って置いてもいいかな、とそれを持ち帰って、ひとまず金庫のなかにしまっておくことに。

その後色々あって訪れたバストゥークで、このオトシダマを欲しがる子供に会い、渡したところ大変喜んでもらえました。
なにやら東方の祝い遊びに用いるという胡鬼板(こきいた または こぎいた、羽子板とも)という、頭部分が大きくなったワンドのようなものを譲ってもらい、ちょっと得した気分。
しかしこれ…文献に当たってみたところ、鳥の羽を付けた木の玉とセットで使うもののようで、どうも今の所は飾って楽しむに留めておくほかないようです。
木工で誰か作ってくれないものでしょうかw

まあ、この新年気分も落ち着いたら、色々と活動再開です。
まだ両手棍、スピリットテーカーも修得できていませんしね…がんばれ、僕。
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by Rdms_pride | 2007-01-03 20:13 | よしなしごと