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朝起きたら魔笛がなくなってたので探しにいった

そんなわけで、ただいまゼオルム火山はハルブーンの最奥部にいます。
続きは無事帰ってこれたら書こうかと思います。

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ということで帰ってまいりました。ちょこっと日付が経ってしまいましたね。
生きてます、生きてますよー。いやぁ、それにしても長い戦いでした…。

ことの起こりは、朝起きて、いつもそうするようにリージョン情報を確認したときでしたっけ。
なんか、「魔笛を奪還せよ」とか指令が流れてるんですね。
で、トロール傭兵団がLv6で魔笛防衛中、と。
聞けば未明に不意を突かれた形での襲撃となり、なすすべなく五蛇将総崩しの上で魔笛を持ち去られてしまったとのこと。
五鏡の守りを失った封魔堂に、進んでトロール達を引き入れた傭兵の姿を見たなどという、耳を疑うような噂まで流れている有様。
迅速な救出活動が行われ、魔笛ともども連れ去られた将軍や街の人々は、僕が起きた頃すでに助け出されていたものの、アルザビには重く澱んだ静寂がわだかまっていたのです。

さて、なくなったら取り返さねばならないわけでして。
早朝から早速魔笛を取り戻すべく、有志を募っての攻略戦が繰り広げられており、僕もまた、ちょうど募集をかけていたそんな団体のひとつに加わり、ハルブーン攻略戦へと挑んでみることにしたのです。
お国のためってわけじゃありません。
僕の祖国はやはりサンドリアですし、魔笛がアルザビに据えられてる限りもたらされる加護の数々は、やっぱりないよりもあったほうがいいに決まってますから。
それだけですとも。

集まったメンバーを見てみれば、ナシシ侍白赤赤召獣獣獣獣。
リーダーの弁によると「もう一息で獣PTが作れそうでした」。
それはそれで面白そうではありましたが、結局大事をとってバランス編成で行くことにしたようです。
僕が組み込まれたパーティは獣獣シ侍赤召。
僕自身はボス格のトロールをひきつけておく役を任され、サポートジョブは忍者に。
道すがら手懐けた赤芋虫ことエルカ4匹が、ハルブーンをもりもり蹂躙していく様はひたすら愉快。
魔笛の座へと続く扉を開けさせるための符丁を記した「モブリンの楽譜第一楽章・第二楽章」も首尾よくトロール達から巻き上げて、魔笛の座へとたどり着くことができました。
ですが、笑っていられるのもここまでだったのです。

魔笛の前に立ちふさがる三人のトロール。
ナイト、モンク、赤魔道士と思しき彼らのうち、モンクだけは先に突入したらしいチームの手で衰弱していました。が、残りの二人はいまだ精気みなぎる風情でたたずんでおり、根気強い攻めを要求されるであろうことを予感せずにはいられません。
しかもやっかいなことに、ボス格のナイトトロールはお供の二人を倒さない限りまともに傷をつけることもできないという、不思議な加護を纏っているというのです。
まず第一陣ということでもう片方のパーティが先に突入していったのですが、リレイズ装備まで駆使して粘ったものの残念ながら撤退。
同じくナイトトロール引き付け役であったもう一人の赤さんに話を聞いてみると、

「グラビデもバインドも入らなかったから、クリム脚でひたすら逃げ回ってた」

との事。…すいませんそんな素敵な装備ないんですが。
どうしたものかと考えながら強化魔法を回し、突入準備を進める背後から、赤さんのもう一言。

「けっこう狭い部屋だから、あまりのびのびとは走り回れないかもー」

かくして、なるほどなるほど、と頷きながら扉をくぐり、幻影をまとうわけですけども。
こちらのパーティの作戦は、僕がボス格ナイトを、呼び出しキャリーさん達がモンクを抑えている間に、残りの面子で赤を倒す。倒せないまでも、少しでも弱らせる。
一度や二度倒された程度で諦めない。
その事を念頭に、いざ戦端を開いてみたものの…
まず、魔笛の座は狭い。のびのび走るどころか、あっという間に部屋の端まで追い込まれ、剛腕から繰り出される片手棍の一振り一振りが、唸りを上げて幻影を引き裂いていくのですよ。
正直泣きそうでした。ストンスキンで受けても二撃分くらったらもう剥がれてるとかもうね。
ともかく避けてるだけではいかんともしがたいので、何かスリップを…と思いストンスキンの摩滅を軽減するためバイオを入れてみたら、ちょびっとだけ効いていたようでした。
まあ一度こちらの戦線が崩れたのを退いて建て直し、再び挑むも削りきれず、結局今回のアライアンスもアルザビまで撤退と相成りましたが。

その後デュナミス踏破LSの定例活動なんかを経て、一息ついてリージョン情報を確認などしたのですが…。
魔笛は未だハルブーンにあり、との情報が流れるばかり。
モグハウスのなかでそれを確認した僕はしばし瞑目し、それから、つけていたままだった踏破LSに向けて声をかけたのです。

「魔笛奪還に、興味ある方はおられませんか~」

言った。言ってしまった。これでもう後には引けません。
幸いにもまだLSに残ってくれていたうちの何人かが応えてくれて、そこからさらにシャウトで募集をかけて、すんなりとフルアラが完成しました。
編成は戦シ黒赤吟忍、忍黒赤ナ青青、戦モ白黒吟忍。僕は第一パーティです。
数の暴力でハルブーンの戦力を片っ端から蹴散らし、魔笛の座まですんごいスピードでたどり着くことができたのですが、そこからがまた辛い戦いだったのです。
突入直前に楽譜の文字が消えて突入順を調整しなければならなくなった…といったトラブルに始まり、「だいじょーぶだいじょーぶ」と突入していったら開始5秒でいきなり戦闘不能にされた人が出たり、もうわやくちゃなスタートでした。
余談ですが、彼らはある程度衰弱していると開幕からいきなりSPアビリティを使ってきます。
もちろん、デュナミスのようにアビリティ発動されたときに寝かせばやり過ごすことも可能ですが。
何度か突入を繰り返すうちに離脱しなければならない人も出てきたりで編成を多少組み替えて、何度目の突入だったでしょうか…。

「リーダー、お供片付けなくても青魔法だとボスにダメージ通ります」
「おお?」

加護のわずかな綻びか、それとも情報自体がガセだったのか?
とにかく急遽方針転換、お供を放置しつつできる限りボスを疲弊させ、僕達のパーティに後を託そう、ということになったのです。
そうして先行の第二パーティと交代で突入してみれば、目に見えて衰弱したボスの姿。
こうなったらもう敗北は許されません。
事前の打ち合わせでは、忍者・シーフさんにマンボ二曲を聴いてもらい、シーフさんが絶対回避状態で突入。
僕と黒魔さんが印スリプルIIでモンクと赤魔をそれぞれ寝かせてSPアビリティをやり過ごしつつ、頃合を見て赤魔道士から倒していきます。
もちろんこの間ナイトには一切なにもせず、絡まれ状態を維持してもらうのです。
ナイトの体力は見た感じ六割からスタート。
ナイトと赤魔道士が回した強化魔法を丁寧にはがしながら、僕自身の赤魔道士としての、本来の仕事を順にこなしていった、という感じでしょうか。
まあ、ボスへの弱体魔法はスロウブラインバイオくらいしか入らなかったのですが。
時折シーフさんや忍者さんが攻撃をかわしきれずあわや…という場面もあったものの、順当に三人をくだし、ようやっと魔笛が納められた台座へと手を掛けました。

魔笛が台座から離れた瞬間、両手の中に納まったそれからとも、それとも大気中からともつかない所から、何かの鳴き声が聞こえたような気がしたのです。
魔笛は人の耳には聞こえない音を奏でるといいます。
きっと空耳か、それともハルブーンに棲まう何かべつのものの声だったのかも知れません。
ともかく、魔笛は一呼吸おいたあと、僕の手の中からゆらりと消えうせました。
同時に、リージョン情報が魔笛の奪還を、アトルガンエリアに活動中の冒険者達に伝えました。
ハルブーンにいる僕ら自身にも。

非常に長丁場かつ苦しい戦いでしたが、滅多にない貴重な経験であったと思います。
や、魔笛というものの性質上、あまり頻繁にあっても困ることなのですが。
折角の凱旋、バルラーン大通りででも「魔笛、とったど~~~!!」くらい叫んでみようかとも一瞬思ったのですが、それはあまりにもこう悪乗りが過ぎるかと、思いとどまりました。

僕の要請に応えて、集まってくださったみんなに感謝します。
間もなく蛮族勢力が新たな戦力を投入してくるとの噂も広がる昨今、皇国は一体どうしていこうというのだろう?
再び閉ざされた封魔堂を前にして、異邦人の身ながら、少しだけそんな事を考えたのでした。
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by Rdms_pride | 2007-02-27 00:17 | たまには冒険者っぽく

お金がないっ

つい先日のことです。
フレンドリストにある数人の怪しい動きに胸騒ぎを感じ、定例活動日というわけではなかったのですがデュナミス踏破LSにちょこっと付け替えてみたところ。

"資金が-50万なので、稼ぎにいきますよおまえら"

といった趣旨のLSメッセージが流れたのでした。
……あぁ…前回の活動では100貨幣見つかりませんでしたからねぇ…。
どういうことかと言いますと、僕らのLSは基本的に旧貨幣は均等分配にし、余りや100貨幣の二枚目が出たときに回収して売却、砂時計の購入資金に充ててるんですね。
そういうことで基本的に入場料割り勘はしないのです。
その代わり、たまーに課外活動と称してお金になるNMを討伐したりして、これも購入資金に充てる代わりに、討伐参加などして資金稼ぎを手伝った人には旧貨幣の分配がたまーに増えたり、最近はアトルガン銀貨がお手伝いの報酬として分配されたりするようです。

まあそこはさておきまして。
早速挨拶をして何をしに行くのか聞いてみたところ、獣使いをやってる数人のメンバーが余りに余った獣神印章でテミスオーブを提供してくれるとの事で、「戦慄の角」ことチルェヴニクをいじめて戦利品ゲットだぜ! ということらしく。
僕も有無を言わさず「白魔でよろ^^」ということで戦闘メンバーに組み込まれ、さくさくと着替えてホルレーの岩峰へ向かうことになったのでした。
僕の後からもちらほらと顔を見せるメンバーがいたりして、最終的に18人ジャスト。
僕自身は幸いにも以前こいつとやりあったことがありましたが、初挑戦のメンバーもいたりして、はてさてどうなるやら…。

編成は次のように。
ナナ忍赤白白 黒黒黒黒狩吟 赤赤白侍シシ
僕が入ったのは盾パーティでした。もしかすると僕の記憶違いで詩人さんと赤さん一人は配置が逆だったかも知れません。
僕にとっての前回よりも、多少ディフェンシヴな編成ですね。
マラソン役の層を厚く、困ったときの影縫いも完備。
グラビデは基本二人で回すようです。

気をつけることも前回と変わらず。メテオの詠唱を感知したらチルェヴニクの標的を素早く特定し、急いで逃げる。
一戦目はなかなかうまいことコツがつかめず、メテオに大人数で巻き込まれたりし放題で、建て直しに時間を掛けているうちに残念ながら時間切れでオーブが閉じてしまったわけですが(それでも全滅しなかったのはさすが、と言いたい)、全員の動きを見直し、続く二戦目では目が慣れたのか、格段にメテオ回避率が上がり、無事撃破へと至ったのでした。
あ、もちろんいまわの際の無詠唱メテオで12人ほどやられましたが。
ともあれ、箱を開けてみればそこには光布、ベヒーモスの皮、ベヒーモスの舌、神息…等と、いわゆる高級素材、高額装備がずらり。

「ゼンポールがクリークスバイルだったら…」

と誰かがつぶやいたのが聞こえましたが、これだけでもかなりのものだというのは、普段こういう高級素材とかに縁がない僕でも思えることなのでした。
ベヒーモスの舌はどうするの? とまた別の問題も浮かび上がったのですが、色々話し合った上でモンクやってる人でロットして勝った人が買い取りということになり、その代金もまたLS資金へと充てられることに…。
一時は「お金ないから」とロットを辞退しかけた人がいたものの、分割払いor旧貨幣分配辞退でもおk、という事でモンクを鍛えてる人みんながロット、収まるところへ収まったので一安心。

ラストの三戦目は気が抜けたのか、またメテオがかわせなくなり敗北を喫してしまったのですが、資金問題は解決したのと、あまりない経験を積むことができたというわけで、円満に解散と相成りました。
次回の活動はいよいよ三度目のデュナミス・ボスディン氷河。
なんとしても、ザルカバードへの道を皆にも開いてやりたいものです。
あと、リファ君はローン支払いと@二つのアイテム収集もがんばれw


おまけ:印象深かったリーダーの一言。

「デフレじゃなかったら、一人でも資金稼ぎ楽勝だったんだけどなー」

世の中の移り変わりというのは、まこと気まぐれにして容赦ないものです。
僕らも頑張りますから、リーダーもどうか頑張りすぎないで。
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by Rdms_pride | 2007-02-21 21:57 | たまには冒険者っぽく

終わってからが本番ですよ

僕のヴァレンティオン・デーはつつがなく過ぎ去っていったのでした。
密かに想いを寄せるあのひとは最近獣使いの修練にかかりきり。
僕は倉庫番のカーラ君にお願いして苗床と魚油汁を包んで送ってもらいながら、競売に一本だけ出品されていたカブラカンアクスの履歴に愛を試され(1000ギル刻みの熱戦の挙句敗北しました。己の甲斐性のなさをこのときばかりは嘆こうというものです)、失意の中で、「あのひとの本職はナイトではなかったか」という己の内なる囁きにより我に返ったのです。
そうだ、あんなものを贈ったらあのひとにナイトを辞めろと言っているのと同じことじゃないか。

そういうことで、僕のヴァレンティオン・デーはその人に獣使いなら持っていて困ることはないであろう、いくつかの品を花と共に宅配屋に託して、終わりを告げたのです。

つまりですね、もらうのを待つばかりでなく、贈る側になったっていいではないですか。
誰が女性側からしか贈り物をしてはならない日などと決めたのですか。
もらえないもらえなかったとガタガタ騒ぐ前に、もっと泰然とした気持ちで、恋人同士だけでなく、友人同士でも親愛の情を確かめ合う日として、優しい気持ちで過ごしてもよかったのではないかと。
かの逸話に伝わるヴァレーナ嬢とて、カフュー家公子の安寧を願えばこその気持ちで贈り物を祝いの席に紛れ込ませていながら、その気持ちが伝わるなどとは思っていなかったわけですし。
…いや、真実がどうかは知りませんけどね。

こういう色恋話にすら真面目に考察、検証に取り組むヒマな学者さんというのも世の中にはおられるようで、中にはヴァレンティオンは実際に男で、それじゃ倫理的にちょっとまずいってんで後世には女性だとして伝えさせた、などという珍説も。
いやあそれはちょっとそういうのが好きなお嬢さん方にはウケるかも知れませんが、跡継ぎどうするのさとか実質的な問題も出てくるわけで、僕としてはその説は無しだよなぁとか、トリビューンのバックナンバーを引っ張り出しつつ想いを馳せるわけですよ。

とまあ、そんな四方山話はどうでもよいかのように、想いを伝え損ねたチョコがお手ごろ価格で出回り始める今日この頃。
次はひな祭りですか。
今回は我々冒険者の側からも、広く芸術作品なんかを公募・展示するそうです。
楽しみですねぇ。(参考:POL最新トピックス)

ああ、モグさんチョコドリンクは沸かしちゃだめですよー
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by Rdms_pride | 2007-02-18 23:45 | よしなしごと

そはまことに喜ばしき

世界のありようが移り変わろうとするとき、世界はあまねく全てのものを等しく眠りに就かせるといいます。
そうして暦の上には、まったく何も無い空白の時間がぽつねんと残されるわけですね。
その代わりなのかどうかは知りませんが、世界が目を覚ましたあとには、滅多に姿を現さないNM達が示し合わせたように各地で一斉に姿を現し、ちょっとしたお祭り騒ぎの様相を呈すこと、すでに皆様ご存知かと思います。
ただ、そうなる日には僕自身動けないことの方が多く、そのお祭り騒ぎに立ち会うこと自体、今までほとんどなかったのですが…。

ことの起こりは、定例となっているデュナミス踏破LSでの活動終了時でした。
普段は黒魔道士部隊で石像共を薙ぎ払っている、本職ナイトのミュゼット殿が、反省会終了後にこんなことを切り出したのです。

「もし興味ある人いたら、ジュワユース張りにいきませんか?」

ジュワユース。それは剣の名前。張るのはカリュブディス。通称ジュワ蛸。
一瞬そんな揚げ足取りが脳裏を過ぎってしまうわけですが、その剣の名前を出されたら興味ない訳がないのですよ。最近は白魔道士での出撃が多いとはいえ、僕の本分は赤魔道士なわけですからして。
かつて一度はその活動周期を捉え、友人関係を頼って方々から手を借り、目通りかなう直前まで漕ぎ着けたものの、ああ、無常なるかな天の声。
何か世界の根幹でとてもまずいことがあったようで、即座に世界が止まり、動き出した時には機を得たり、とやってきたNM討伐系LSの手に、カリュブディスは僕の目の前で攫われていったのでした。
当時の僕にはそれがとてもショックで、しばらくは何もやる気が起きませんでしたね。

あれから幾星霜。
直接の原因は忌むべき禁術使いの動きを封じ込むためなんだそうですが、よもやこんな形で再び機会が巡ってこようとは。
無論奴らに感謝なんかしませんよ。するとすれば、多少後手でありながらも奴らへの対応をなんとか執行する方向に持っていった裁定者の実働部隊に、です。
まあそれはともかく、僕は二つ返事で参加希望の旨を彼に伝えて赤魔道士へと着替え直しました。
他にも剣欲しいね、とか起きてたら行きたい、とかいう声は聞かれたものの、結局現地へと集ったのは僕とミュゼット殿の二人きり。やれやれです。
他にもこの機会を逃すまいと集結してくる冒険者達の姿を見て、僕は初回は取れなくても仕方がないだろうな、と思いながら仮眠を取るべく、座り込んで岩壁に背を預けたのでした。

さて、目を覚ましてみれば、彼のほうはもうすでに活動を開始していたようで、僕も顔を洗って参戦。雑魚蛸をぶつ切りにする傍ら、隠し部屋の外にたむろするサハギンさんの様子を見に行ったりしてたのですが…。

「LSの人、誰も起きてこないですね…」

僕は赤/暗、彼はナ/戦。ぶっちゃけ、戦う以前の問題です。

「これは、現地の人を雇うほかないかな」

ということで、近くでサハギンさんを叩いていた忍・黒・侍さんの三人組と、時間だけを確認しに来ていたというソロのガル忍さんにミュゼット殿が交渉し、パーティに加わってもらえることに。これで6人、欲を言えば詩人さんがいてくれたら言うことなしだったのですが…贅沢はいいっこなしです。

まあ、取れなかったのですけどね。
初回出現は順当に、人数そろえて待機していた別パーティの人たちが挑むことになり、無事勝利を収めたようでした。
飛び交う拍手と、おめでとうの声。自然にそんな言葉がかけられるのは、向こうのパーティの主役だったらしきミスラさんも、色々頑張ってることを認められてたからなのでしょうね。…多分。

ともあれこちらも一旦解散、次回の出現時間に合わせて人を集めたり、作戦を突き詰めたり準備を整えることにしました。
早速、時間に都合よく現れてくれそうな人に絞ってメッセージを送りまくる僕。ミュゼット殿自身も、次回出現時間に参戦することはできないかも知れない、との事だったので、最悪僕が手伝いを頼んだ戦力だけでも仕留められるようでなければなりません。
祈るような気持ちで返事を待ちます。

何人かは該当の時刻だと都合が悪い、との事で来てもらえなかったけれど、出現時刻にあわせて5人も集まってもらえることになりました。編成としては僕とミュゼット殿を含めて白(sj暗)赤(sj暗)シナ吟吟忍。ギュスさんとその姉君、ルクさん、ジゼル殿、スライ殿、みんなほんとにありがとう。
ちょっと僕の預かり知らぬところで実は知り合いだったとか、世の中の狭さを実感しつつ再び雑魚蛸をぶつ切りにしまくること、数刻。
合間にミュゼット殿がさらに増援を呼んでくれた事もあり、白赤シナ吟吟戦忍忍と、懸念されていた釣りの弱さも克服した盤石の編成と相成ったところで、カリュブディスがその巨体をぬらり、と蠢かせながら姿を現したのです。

すかさず二条のスタンが飛び、同時に挑発を受けて伸ばされた触腕が空蝉を絡めとり、なし崩しに戦いが始まりました。
黒魔道士はいないので相手の体力を削るのはほぼ前衛頼り。とはいえ、この人数かつこの編成であれば負けるほうが難しいわけでして…。
多少ひやりとした場面があったものの、終盤は暴れられそうになったところを精霊魔法連打で一気に体力を抉り、カリュプディスは再び水中へと没していったのでした。
水面に突き立つ一振りの剣を残して。

「今回のメイン戦力を集めてくれたのはそちらだし」ということで、ミュゼット殿は今回のロット権を僕に譲ってくださいました。
ありがたく受けてその柄をとってみれば、我知らず、何か熱いものがこみ上げてくるようでした。
水気が多いところだし、天井から滴る雫に紛れて、誰にも気づかれることはありませんでしたが。
そうして僕は数年越しの思いを遂げることができたことを感謝しながら、一度パーティを解散したのです。


さて、次はミュゼット殿の分です。時間的に猶予はあるものの、僕が手伝いを頼める人は今回は大丈夫だったけど次回は時間的に…という人がほとんどだったので、必然的に彼の人脈に期待するほかなくなります。
待つしかないというのはなかなか手持ち無沙汰で、オーブ解封戦の募集シャウトに乗ってみたり。当たりを引いたので僕の番で来て下さったみんなにささやかな返礼を贈ることができましたw

そうこうしているうちに時間が迫ってきたのですが、「忍者の人がどうしてもつかまらない」という非常事態が発覚し、どうにか来てもらえる人を探すことに。
そういえばあの人も忍者だっけ…という心当たりを何人か当たってみたのですが、回避装備がないとか、しばらく忍者やらないから装備しまっちゃった、とかで結局来てもらえず。
いよいよ窮したところで、ルクさんからtellが来て、じゃあ今度は忍者で! とお願いしたのですが間に合わずにカリュブディスが現れてしまったのです。
このときの編成、戦白(sj黒)赤赤赤(全員sj暗)ナ暗吟侍侍…だったと思います。
腹を括って、赤さんの一人がファランクスIIをミュゼット殿にかけ、さらに重装騎兵のミンネ第三・四楽章を詩人さんが歌いあげました。
これが思いのほか効いて、そこに誕生したのはまさしく浮沈艦。
クロスアタックを叩き込まれても涼しい顔で耐えるものだから、他のアタッカー・後衛陣も彼以外に目が向かないように徹底して立ち回ることで、被害を最小限に抑えつつ、再びカリュブディスを沈めることに成功したのでした。

一時はどうなることかと思いましたが、無事勝てて本当にほっとしています。
発案したのは彼なのに、僕だけ取れて彼の分は…なんてことになっていたら、僕はあまりの申し訳なさに天華崎から身を投げてもまだ足りないくらいでしたから。


ともあれ、今は3人いれば討伐できる、とも言われるカリュブディスですが、僕らはこんなにも多くの友人達の助けを借りて討伐へと至りました。
けれど、僕はそれを恥とは思いません。
出会いは色々で、付き合い方も様々だった彼らが、僕らのために「力を貸してもいい」と考え、来てくれたことを、ただ嬉しく思うのです。

これから僕は、そんな友人達のために、どんなことができるだろうか?
いや、僕の力が及ぶ限り、どんなことでもしていこう。
深遠なる海より賜った、この青き刃に懸けて。
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by Rdms_pride | 2007-02-07 14:44 | たまには冒険者っぽく