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人の頭上で喧嘩すんのはやめてもらえませんか

けっこうな昔のこと、ラテーヌ高原をチョコボにも乗らずにほっつき歩いていたときにふとポーチの中から囁きかけられた頼みごとがありました。

曰く、6つの力を司る眠れる神々、その力を集めて、と。

人の世界の時間の流れと、神獣や霊獣たちのそれは幾分か隔たりがあるようで、放置気味ながらもしばらく何も言われることはなかったのですが、さすがにそろそろ気になってきたのと、このたびご縁があって他にも同じ頼まれごとをしていた人たちとも出会うことができたため、神獣たちの息吹よりもさらに明確な意思ある力…まなこを集める旅にでかけてきました。
鼻の院の音叉の代わりにカーバンクルが寄越した「虹の呼び玉」は、音叉よりもさらに強い力でプロトクリスタルを揺り動かし、神獣たちをもより眠りの浅い状態で顕現させると言うのです。

総勢18名の大所帯、編成は黒黒黒黒赤召 黒黒黒黒赤吟 白白赤ナナ吟。
大変尖った編成です。シャウト募集ながらよくぞここまで特化編成に仕上げたと、僕としてはここからすでにリーダーさんに対して感服することしきり。
ちなみに僕自身はファランクスIIのLv3修得を買われ、サポ白にて盾パーティでの参加となりました。

最初の出発前に、「HPは1000以上にすること」という厳命があり、一部の魔道士さんが慌てて食事を買いに行ったりする場面もありましたが、ともあれツアー開始。
ガルーダ→ラムウ→タイタン→シヴァ→リヴァイアサン→イフリートの順番で回った…はずなんですが実は最後がイフリートだったのとシヴァで氷の塊のドロップが0でガッカリしたことしかハッキリした記憶がないですごめんなさい。
ともかく、このような特化編成だったので、どこでもそれほど苦戦することはなく、基本戦術は「エレメンタルがわいているときは弱点属性のガIII系で一掃、神獣だけのときは同じく弱点属性のIV系や古代II系で攻める」という事を念頭に、僕自身は盾パーティの維持に集中していた、という感じです。
音叉によって呼び覚まされるそれとは異なり、神獣やそれに従うエレメンタル達には普通の打撃攻撃にも状態異常をもたらす効果が宿っており、逐一解除・治療していくのが面倒といえば面倒かなぁ、と思ったりしました。
他にも、通常の神獣たちも行使してくる技ではありますが、ラムウのサンダースパークがうざいことうざいこと…麻痺率が普通のよりもけっこう高かったような印象があります。
シヴァのスリプガなんかは毒薬を持っていけばそれで仕舞いなんですけど、こればっかりはどうしようもない分印象が強かったのかも知れません。

さて、そういうことで無事集まった神獣たちのまなこ(こっち見んな)を、カーバンクルの当初の頼みどおり、満月の泉に持って行きました。
過去にも幾度か繰り返されたやりとりらしく、神獣たちはそう簡単に集められた力を明け渡しはしないだろう、というのが話の筋のようでした。
事前にリーダーからの指示があり、多くの黒魔さんがこのとき別ジョブに着替えなおしました。
…いかん、メモが残っていません。
しょうがないから全体編成を。残念ながら一人途中で戦線離脱を余儀なくされてしまったので17名での挑戦…ナ忍忍忍忍赤赤赤白白白侍モモ戦吟吟という感じの構成で、自分は引き続きナイトさんの補佐に回り、あとは忍者さんのそれぞれに赤or白魔さんが補佐について、一人一匹離れた位置をとってキープができるような態勢を整えました。
ナイトさんがターゲットを保持している相手をまず落とし、それ以降はナイトさんの指示に従って次に落とす相手を決めていく、という形式です。

第一戦は少しばかり位置取りをしくじり、アストラルフロウ二発が重なって壊滅の憂き目を見たのですが、二度目の挑戦ではうまいことアストラルフロウの被害を軽微に抑えることができ、そのまま勝利へと持ち込むことができました。
余談ですが一度目の壊滅の際、アストラルフロウの二発目をもらっても立っていられた自分を、ちょっとだけ褒めたいと思います。ちょっとだけですが。

とまあ、かなり掻い摘んで書きましたが、結構な長丁場を経て、長らく放置していた懸案を、こうして終わらせることができました。
募集をかけてくれたリーダーさん、一緒に戦ってくれた皆様に感謝です。

カーバンクルからもなんだか良さげな両手棍…カーバンクルポールなるものをもらってしまいました。
色々不思議な力を宿した杖で、TPボーナスまで備わっている始末。
ウルガランのENM討伐でマーシャルスタッフの入手を目論んでいた矢先のことだったので、ありがたいやら少し肩透かしを食らった気がするやら…まぁ、大事に使っていきたいと思います。
変な歌を歌ってから数日、Lvもなんとか上がりましたし、もうひと踏ん張り、ですね。
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by Rdms_pride | 2007-08-19 11:45 | 寝言は寝て言え

最強の避暑地

あますず祭りが始まったようです。
属性杖を担いでウルガランに行こうとしたところで、モーグリ達が露天の設営をちょうど済ませた所に出くわし、品揃えの方を軽く覗いてみたのですが…まあ、微妙?
去年の祭りを見に来られなかった人向けなのでしょうね。
余談ですが、前々回くらいの手記であますず祭り、と書くべき所をどういうわけか星芒祭と書いてしまっていて、最近まで気づいてなかったみたいです。
慌てて直しました。なんて恥ずかしい…そんなに冬が恋しかったのか、僕は。
ところでラカポポダンサーズの人員ってあれ、どういう選考基準なんでしょうね?
タルタル以外の人が踊っているのも見てみたいものです。

まあそれはさておきまして、マネキンとエボカーリング、無事に両方入手することができました。
最後のマネキンボディはどうせLv20制限だし、ということでレミネスフェルシアさんが一戦だけ手伝ってくださいました。
相手は甲殻小隊、三匹のやたら硬いカニ…言うほどの事はなく、つつがなく勝利を収め、一緒に出たマネキンハンズはフェルシアさんに、他の戦利品はレミネスへ。
…紙兵代くらいは出てるといいのですが。特にレミ
なにはともあれ、大感謝です。

エボカーリングの方は、長老の枝をまだ届けていないと思っていたら、実は随分前に届けた事があったらしく、「有り難いんだけど…」とやんわり返されてしまったのでちょっと途方に暮れてみたり。
仕方がないので北サンドリア居住区ゲート脇の花壇の下の地面にこっそり挿してみました。
霊験あらかたなボヤーダ樹のパワーでするすると伸び始めたら面白かったんですが、あっさり守衛さんに回収されてしまったので【残念です。】

ともかく、これでLv71まで頑張る原動力がまたひとつ。気合いが入ります。
マネキンの方も早速置いてみたのですが…着せる服はあったけどズボンがない…w
はてさて、どうしたものでしょうね。

とまぁ色々と大きめの懸案が片付いたということで、またウルガランでのスノール爆破に勤しんでいました。
Lv69までは二つ目の山腹に分布するモロコ(Lv67~70)を相手にしていたのですが、今回はちょっと思いきってもう一つ上まで登り、アクセローク(Lv71~74)に挑戦してみる事に。
で、軽い気持ちで登ってみたまではよかったんですが…。
モロコ達は洞窟にほど近い樹氷のあたりに三〜四匹くらいでまとまっている事が多かったので、釣るのもその後のマラソンも非常にやりやすい相手でした。
ところが、です。
アクセロークの奴らと来たら、縄張り意識のようなものでもあるのかどうか知りませんが、非常に広範囲にばらけて、複数匹でまとまる事がないかのような暮らしぶりなんですね。
おかげでデーモンやタウルス共の視線をかいくぐりながらの移動に神経を使う事使う事…。
時にはスニークをかけなおして、ファハン(アーリマン族)の背中越しに攻撃の指示を行うような局面もあったりで、よく言えば刺激的、悪く言えば心臓に良くない環境でした。
そろいも揃ってアクセローク達よりも数段強いものだから、戦闘中に絡まれた日にはまず、リレイズのお世話になる事請け合いです。
ただ、デーモン共の密度自体はそれほど高くなく、岩壁沿いに歩けば出くわす可能性そのものもだいぶ下がるので、円周レーダー内に他の敵影がない状態で戦う事に気をつければ、始めの印象よりも戦いやすくはあると思います。
慣れればオイル・パウダーの出番もだいぶ少なくなるはずです。
焦らず修練を重ねて行きたいと思います。

下界では暑い日が続きますが、ウルガランの環境に慣れすぎて帰って来た時に体調を崩したりしないように、気をつけたいものですね。
それより先に凍死について心配するべき? …ごもっとも、です。
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by Rdms_pride | 2007-07-27 11:25 | たまには冒険者っぽく

物量作戦vs物量作戦

LSで雑談などしながら、とあるミッションの手伝い準備をしていた時のことでした。

「ソロでずーっとやってると、印章がたまってたまってしょうがないんですよねー」

と、エシャさんが多分ソロ活動に飽きたんでしょう、そんな事を言い出したわけですよ。
ふとLSに繋いでいるメンバーを確かめてみれば、僕のほかに4人。
ただ、ジブロさんは十中八九寝ていると見て間違いなく…そうなると、仮に動ける全員がやる気を出したとて、あと二人どこからか来てもらわないとならないですよね。

「ミッション終わった後でもよければ、どっか行きますか?」
「あ! それならアレ行きたいです、皇帝羽虫でるやつ」
「印章何個いるっけそれ~?」

僕としては、十中八九お流れになるであろうつもりでそう言ったわけですが。
なんかやけに思いのほかみんなノリノリで、まあ、行くことに決まってしまったわけです。

一部前衛にとっての垂涎の品、皇帝羽虫の髪飾りがバルクルムエンペラーの手を離れて幾年月。
今ではスカイオーブに封じられた獰猛なトンボの軍団、人呼んで"降下猟兵"に守られた品を除いて、競売に出てくる事は少なくなっているようですね。
正直他の戦利品は空蝉弐を除いたらしょんぼりすること請け合いですが、まあたまにはこういうギャンブルめいたお遊びも悪くはないでしょう。

「ところで編成なんですが、見た感じ黒魔道士多めでいくのが一番よさそうなんですけど…」
「黒Lv28です(*ノノ)」
「27です…すいませんw」
「42、じゃなかった43です」
「では作戦その2に移行で…ちょっと倉庫からハイポタンク出してきますね」

黒ができない二人が、盾とか白ができるならあと二人の募集を黒にして黒4…という手もあったんですが、それもちょっと微妙、との事だったので結局黒に頼らない、という方向性で行かざるを得なくなりました。
それにしても、いつの日かこんな事もあろうかと、売らずに溜め込んでおいたハイポーションタンク。
やっと処分できる役に立つ日が…。

とりあえず後は各自にリレイズピアス、毒消し、ジュースなどの調達をお任せして、僕はひとまずミッションのヘルプのため、北の地に赴きました。
そうして、戻ってきてから。

キムさんは参加無理っぽです?」
「先に別の約束が入っちゃってたので…ごめんなさい~」

ま、突発的な話だったのでこういう事もありますよね。
ということで、結局残りの二名は白門で叫んで参加者を募りました。
無論、リレイズピアスと毒消しとハイポーションの持参をお願いして。
首尾よく応募があってメンバーは戦白シ狩召青、と相成りました。狩人さんと青魔さんがシャウトで来てくださった方です。
作戦としては、アタッカーには全員サポ忍をお願いし、戦/忍の人が防御食・ディフェンダー状態で敵の司令塔、ハントフライのタゲを取ります。
そうすると部下であるところのハウンドフライ達もみなボスに追従して攻撃対象を定めるので、あとは群がっているところからアタッカーの三名が一人一匹ずつ抜いていき、順次倒していくまでの間、盾はハイポと二人のケアルで頑張って耐える、という寸法です。
ボスだけは風属性の魔法を詠唱するのですが、ガ系が飛んでくるわけでもなく、カースドスフィアの方がよっぽど痛いので、バウォタラとバポイゾラをかけてもらうことにしました。

なんという力押し…。これは間違いなく当たりがこなかったら赤字(主に僕が)。
あ、戦士の人はできるならばサポ青だとコクーンが使えてさらにお勧めだそうです。

全員初挑戦ということで、最初は様子見を兼ねつつ、作戦の立案と採用を行った者の責任として僕がオーブを投入したわけですが…。
ちょっと事故があって、最初にタゲをとるべき人ではない人がタゲを持ってしまい(=敵全員に群がられて)、そのまま秒殺→あとは一人ひとり切り崩されて全滅、という流れでした。
ともあれ、無駄に各個撃破されたということでもなく、雑魚の強さとボスの強さを計ることはできたので、作戦の修正はしやすかったです。
気を取り直して二戦目、中盤崩れそうになりながらも当初の作戦を堅持した上で無事勝利。
そうして分かったこと。

1.開幕は間違っても盾の人より先に出て行かない。
2.雑魚一匹一匹はそれほど強くない。三匹釣ったら三人で一匹ずつ倒していくのではなく、一人一匹倒す勢いで素早く数を減らしていく。
3.ケアルはII~IIIで。変に節約しようとしてIを詠唱すると盾の人が危ない。
4.この編成において召喚は開始前の強化しか召喚ぽい仕事はできない。ただしその強化は重要。後衛がタゲを取ることも中盤から増えてくる。
5.リジェネは開始直前にかける。始まったらリジェネの詠唱時間すら惜しい。
6.とにかく、ハイポはケチらない。カースドは全戦通して数えるほどしか来なかったが、序盤~中盤に来てもアタッカー陣にケアルを回せる余地はほとんどないため。

これらを理解・再確認したうえで臨んだ三戦目以降は、薬品の消費もぐっと減って、ずっと楽に相手の攻撃を凌げるようになりました。
具体的にはジュースがパイン+ヤグドリだったのがパイン一本で間に合うようになり、盾役のレミネスが一戦で使うハイポが4~6本で済むようになったという。
人間の適応力と学習力ってすばらしい、そう思いながらケアルに徹する僕でした。
というかヤグドリめちゃめちゃ余りましたね。ごめんなさい鬼丸くん。


かくして、無事に終わってみれば、戦果としては皇帝羽虫の髪飾りはひとつだけ、あとはマネキンヘッドが各人にと、微妙な宝石とか、サポートジョブに左右される潜在効果をを持った装備などなどがもらえたようです。
空蝉弐なども出てくれればよかったのですが…そのあたりはちょっと残念。
まあ次回以降来る機会があれば、コツは掴んだのでもう少し気楽に来れるでしょう。

ところで、初戦で全滅のトリガーを引いてしまった人のオーブの分から、マネキンヘッドを頂いてしまいました。
当人の分のオーブもドロップとしてはあまり振るわなかったので、ちょっと申し訳ないとは思ったのですが、まあいただけるなら、ということで好意にあずかる形に。
折角だし、他のパーツも集めてみますかねぇ。
ああ、でも先に印章をまた貯めないと…w

ともかく皆様、お疲れ様でした!
今度は別の人が企画とか作戦立案とかやってくれるとうれしいです。なんつったりして。
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by Rdms_pride | 2007-07-08 14:09 | たまには冒険者っぽく

朝起きたら魔笛がなくなってたので探しにいった

そんなわけで、ただいまゼオルム火山はハルブーンの最奥部にいます。
続きは無事帰ってこれたら書こうかと思います。

***********************************

ということで帰ってまいりました。ちょこっと日付が経ってしまいましたね。
生きてます、生きてますよー。いやぁ、それにしても長い戦いでした…。

ことの起こりは、朝起きて、いつもそうするようにリージョン情報を確認したときでしたっけ。
なんか、「魔笛を奪還せよ」とか指令が流れてるんですね。
で、トロール傭兵団がLv6で魔笛防衛中、と。
聞けば未明に不意を突かれた形での襲撃となり、なすすべなく五蛇将総崩しの上で魔笛を持ち去られてしまったとのこと。
五鏡の守りを失った封魔堂に、進んでトロール達を引き入れた傭兵の姿を見たなどという、耳を疑うような噂まで流れている有様。
迅速な救出活動が行われ、魔笛ともども連れ去られた将軍や街の人々は、僕が起きた頃すでに助け出されていたものの、アルザビには重く澱んだ静寂がわだかまっていたのです。

さて、なくなったら取り返さねばならないわけでして。
早朝から早速魔笛を取り戻すべく、有志を募っての攻略戦が繰り広げられており、僕もまた、ちょうど募集をかけていたそんな団体のひとつに加わり、ハルブーン攻略戦へと挑んでみることにしたのです。
お国のためってわけじゃありません。
僕の祖国はやはりサンドリアですし、魔笛がアルザビに据えられてる限りもたらされる加護の数々は、やっぱりないよりもあったほうがいいに決まってますから。
それだけですとも。

集まったメンバーを見てみれば、ナシシ侍白赤赤召獣獣獣獣。
リーダーの弁によると「もう一息で獣PTが作れそうでした」。
それはそれで面白そうではありましたが、結局大事をとってバランス編成で行くことにしたようです。
僕が組み込まれたパーティは獣獣シ侍赤召。
僕自身はボス格のトロールをひきつけておく役を任され、サポートジョブは忍者に。
道すがら手懐けた赤芋虫ことエルカ4匹が、ハルブーンをもりもり蹂躙していく様はひたすら愉快。
魔笛の座へと続く扉を開けさせるための符丁を記した「モブリンの楽譜第一楽章・第二楽章」も首尾よくトロール達から巻き上げて、魔笛の座へとたどり着くことができました。
ですが、笑っていられるのもここまでだったのです。

魔笛の前に立ちふさがる三人のトロール。
ナイト、モンク、赤魔道士と思しき彼らのうち、モンクだけは先に突入したらしいチームの手で衰弱していました。が、残りの二人はいまだ精気みなぎる風情でたたずんでおり、根気強い攻めを要求されるであろうことを予感せずにはいられません。
しかもやっかいなことに、ボス格のナイトトロールはお供の二人を倒さない限りまともに傷をつけることもできないという、不思議な加護を纏っているというのです。
まず第一陣ということでもう片方のパーティが先に突入していったのですが、リレイズ装備まで駆使して粘ったものの残念ながら撤退。
同じくナイトトロール引き付け役であったもう一人の赤さんに話を聞いてみると、

「グラビデもバインドも入らなかったから、クリム脚でひたすら逃げ回ってた」

との事。…すいませんそんな素敵な装備ないんですが。
どうしたものかと考えながら強化魔法を回し、突入準備を進める背後から、赤さんのもう一言。

「けっこう狭い部屋だから、あまりのびのびとは走り回れないかもー」

かくして、なるほどなるほど、と頷きながら扉をくぐり、幻影をまとうわけですけども。
こちらのパーティの作戦は、僕がボス格ナイトを、呼び出しキャリーさん達がモンクを抑えている間に、残りの面子で赤を倒す。倒せないまでも、少しでも弱らせる。
一度や二度倒された程度で諦めない。
その事を念頭に、いざ戦端を開いてみたものの…
まず、魔笛の座は狭い。のびのび走るどころか、あっという間に部屋の端まで追い込まれ、剛腕から繰り出される片手棍の一振り一振りが、唸りを上げて幻影を引き裂いていくのですよ。
正直泣きそうでした。ストンスキンで受けても二撃分くらったらもう剥がれてるとかもうね。
ともかく避けてるだけではいかんともしがたいので、何かスリップを…と思いストンスキンの摩滅を軽減するためバイオを入れてみたら、ちょびっとだけ効いていたようでした。
まあ一度こちらの戦線が崩れたのを退いて建て直し、再び挑むも削りきれず、結局今回のアライアンスもアルザビまで撤退と相成りましたが。

その後デュナミス踏破LSの定例活動なんかを経て、一息ついてリージョン情報を確認などしたのですが…。
魔笛は未だハルブーンにあり、との情報が流れるばかり。
モグハウスのなかでそれを確認した僕はしばし瞑目し、それから、つけていたままだった踏破LSに向けて声をかけたのです。

「魔笛奪還に、興味ある方はおられませんか~」

言った。言ってしまった。これでもう後には引けません。
幸いにもまだLSに残ってくれていたうちの何人かが応えてくれて、そこからさらにシャウトで募集をかけて、すんなりとフルアラが完成しました。
編成は戦シ黒赤吟忍、忍黒赤ナ青青、戦モ白黒吟忍。僕は第一パーティです。
数の暴力でハルブーンの戦力を片っ端から蹴散らし、魔笛の座まですんごいスピードでたどり着くことができたのですが、そこからがまた辛い戦いだったのです。
突入直前に楽譜の文字が消えて突入順を調整しなければならなくなった…といったトラブルに始まり、「だいじょーぶだいじょーぶ」と突入していったら開始5秒でいきなり戦闘不能にされた人が出たり、もうわやくちゃなスタートでした。
余談ですが、彼らはある程度衰弱していると開幕からいきなりSPアビリティを使ってきます。
もちろん、デュナミスのようにアビリティ発動されたときに寝かせばやり過ごすことも可能ですが。
何度か突入を繰り返すうちに離脱しなければならない人も出てきたりで編成を多少組み替えて、何度目の突入だったでしょうか…。

「リーダー、お供片付けなくても青魔法だとボスにダメージ通ります」
「おお?」

加護のわずかな綻びか、それとも情報自体がガセだったのか?
とにかく急遽方針転換、お供を放置しつつできる限りボスを疲弊させ、僕達のパーティに後を託そう、ということになったのです。
そうして先行の第二パーティと交代で突入してみれば、目に見えて衰弱したボスの姿。
こうなったらもう敗北は許されません。
事前の打ち合わせでは、忍者・シーフさんにマンボ二曲を聴いてもらい、シーフさんが絶対回避状態で突入。
僕と黒魔さんが印スリプルIIでモンクと赤魔をそれぞれ寝かせてSPアビリティをやり過ごしつつ、頃合を見て赤魔道士から倒していきます。
もちろんこの間ナイトには一切なにもせず、絡まれ状態を維持してもらうのです。
ナイトの体力は見た感じ六割からスタート。
ナイトと赤魔道士が回した強化魔法を丁寧にはがしながら、僕自身の赤魔道士としての、本来の仕事を順にこなしていった、という感じでしょうか。
まあ、ボスへの弱体魔法はスロウブラインバイオくらいしか入らなかったのですが。
時折シーフさんや忍者さんが攻撃をかわしきれずあわや…という場面もあったものの、順当に三人をくだし、ようやっと魔笛が納められた台座へと手を掛けました。

魔笛が台座から離れた瞬間、両手の中に納まったそれからとも、それとも大気中からともつかない所から、何かの鳴き声が聞こえたような気がしたのです。
魔笛は人の耳には聞こえない音を奏でるといいます。
きっと空耳か、それともハルブーンに棲まう何かべつのものの声だったのかも知れません。
ともかく、魔笛は一呼吸おいたあと、僕の手の中からゆらりと消えうせました。
同時に、リージョン情報が魔笛の奪還を、アトルガンエリアに活動中の冒険者達に伝えました。
ハルブーンにいる僕ら自身にも。

非常に長丁場かつ苦しい戦いでしたが、滅多にない貴重な経験であったと思います。
や、魔笛というものの性質上、あまり頻繁にあっても困ることなのですが。
折角の凱旋、バルラーン大通りででも「魔笛、とったど~~~!!」くらい叫んでみようかとも一瞬思ったのですが、それはあまりにもこう悪乗りが過ぎるかと、思いとどまりました。

僕の要請に応えて、集まってくださったみんなに感謝します。
間もなく蛮族勢力が新たな戦力を投入してくるとの噂も広がる昨今、皇国は一体どうしていこうというのだろう?
再び閉ざされた封魔堂を前にして、異邦人の身ながら、少しだけそんな事を考えたのでした。
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by Rdms_pride | 2007-02-27 00:17 | たまには冒険者っぽく

お金がないっ

つい先日のことです。
フレンドリストにある数人の怪しい動きに胸騒ぎを感じ、定例活動日というわけではなかったのですがデュナミス踏破LSにちょこっと付け替えてみたところ。

"資金が-50万なので、稼ぎにいきますよおまえら"

といった趣旨のLSメッセージが流れたのでした。
……あぁ…前回の活動では100貨幣見つかりませんでしたからねぇ…。
どういうことかと言いますと、僕らのLSは基本的に旧貨幣は均等分配にし、余りや100貨幣の二枚目が出たときに回収して売却、砂時計の購入資金に充ててるんですね。
そういうことで基本的に入場料割り勘はしないのです。
その代わり、たまーに課外活動と称してお金になるNMを討伐したりして、これも購入資金に充てる代わりに、討伐参加などして資金稼ぎを手伝った人には旧貨幣の分配がたまーに増えたり、最近はアトルガン銀貨がお手伝いの報酬として分配されたりするようです。

まあそこはさておきまして。
早速挨拶をして何をしに行くのか聞いてみたところ、獣使いをやってる数人のメンバーが余りに余った獣神印章でテミスオーブを提供してくれるとの事で、「戦慄の角」ことチルェヴニクをいじめて戦利品ゲットだぜ! ということらしく。
僕も有無を言わさず「白魔でよろ^^」ということで戦闘メンバーに組み込まれ、さくさくと着替えてホルレーの岩峰へ向かうことになったのでした。
僕の後からもちらほらと顔を見せるメンバーがいたりして、最終的に18人ジャスト。
僕自身は幸いにも以前こいつとやりあったことがありましたが、初挑戦のメンバーもいたりして、はてさてどうなるやら…。

編成は次のように。
ナナ忍赤白白 黒黒黒黒狩吟 赤赤白侍シシ
僕が入ったのは盾パーティでした。もしかすると僕の記憶違いで詩人さんと赤さん一人は配置が逆だったかも知れません。
僕にとっての前回よりも、多少ディフェンシヴな編成ですね。
マラソン役の層を厚く、困ったときの影縫いも完備。
グラビデは基本二人で回すようです。

気をつけることも前回と変わらず。メテオの詠唱を感知したらチルェヴニクの標的を素早く特定し、急いで逃げる。
一戦目はなかなかうまいことコツがつかめず、メテオに大人数で巻き込まれたりし放題で、建て直しに時間を掛けているうちに残念ながら時間切れでオーブが閉じてしまったわけですが(それでも全滅しなかったのはさすが、と言いたい)、全員の動きを見直し、続く二戦目では目が慣れたのか、格段にメテオ回避率が上がり、無事撃破へと至ったのでした。
あ、もちろんいまわの際の無詠唱メテオで12人ほどやられましたが。
ともあれ、箱を開けてみればそこには光布、ベヒーモスの皮、ベヒーモスの舌、神息…等と、いわゆる高級素材、高額装備がずらり。

「ゼンポールがクリークスバイルだったら…」

と誰かがつぶやいたのが聞こえましたが、これだけでもかなりのものだというのは、普段こういう高級素材とかに縁がない僕でも思えることなのでした。
ベヒーモスの舌はどうするの? とまた別の問題も浮かび上がったのですが、色々話し合った上でモンクやってる人でロットして勝った人が買い取りということになり、その代金もまたLS資金へと充てられることに…。
一時は「お金ないから」とロットを辞退しかけた人がいたものの、分割払いor旧貨幣分配辞退でもおk、という事でモンクを鍛えてる人みんながロット、収まるところへ収まったので一安心。

ラストの三戦目は気が抜けたのか、またメテオがかわせなくなり敗北を喫してしまったのですが、資金問題は解決したのと、あまりない経験を積むことができたというわけで、円満に解散と相成りました。
次回の活動はいよいよ三度目のデュナミス・ボスディン氷河。
なんとしても、ザルカバードへの道を皆にも開いてやりたいものです。
あと、リファ君はローン支払いと@二つのアイテム収集もがんばれw


おまけ:印象深かったリーダーの一言。

「デフレじゃなかったら、一人でも資金稼ぎ楽勝だったんだけどなー」

世の中の移り変わりというのは、まこと気まぐれにして容赦ないものです。
僕らも頑張りますから、リーダーもどうか頑張りすぎないで。
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by Rdms_pride | 2007-02-21 21:57 | たまには冒険者っぽく

嘘をつかないけだものの舌を抜く

瞼を閉じれば思い起こせるアトルガンの喧騒も、ぼんやりとしたものになりつつある今日この頃。竜騎士とシーフの修練も、ゆっくりではありますが順調に進んでいます。アットワ地溝の崖下から吹き上げる谷風の中でクロスボウを操る感覚も、ようやく思い出せてきたみたいです。

さて、僕はその日も張り切っていきましょう、ということでシーフに着替えながら、パーティ参加希望を出している人の数だとか、ジョブの内訳なんかを眺めていたわけですよ。
そんなときにTellが耳に飛び込んできたなら、すわパーティ参加のお誘いかと思ってぬか喜びしても仕方のないこと。でもね、違ったんです。

「イシュさん、今ヒマ? ヒマだよね? ヒマって言ってw」
ルクさん…どうしたんですかいきなりそんな。まあヒマっちゃヒマですけど」

くだらないお話だったらあとでおいしいものでも奢ってもらおう。そうしよう。

「テミスオーブの封印をユグホトで解くから、倒すの手伝ってw」
「おおう。ジョブは何が足りないんです?」
「赤。サポ黒でお願い、現地で編成しながら待ってるね」
「了解です、しばしお待ちを…」

なんだか面白そうな話が舞い込んできました。くだらない話だったら云々は忘れてくださいゴメンナサイ。そんなわけで着込んだばかりのシーフ用装備をばさばさと脱ぎながら、久しぶりに赤魔道士に着替える僕なのでした。
ついでに"ユグホト"で"テミスオーブ"…二つの言葉から導きだされた、相対することになるであろう相手についての情報をなんとか記憶の奥深くから引っ張り出す努力をしてみます。

誰が呼んだか、その名はチルェヴニク。「戦慄の角」なる二つ名を持つベヒーモス族のNMで、かすっただけでスタンさせられる雷の魔力をまとった爪と、いまわの際に繰り出す無詠唱のメテオが脅威…という事くらいしか残念ながら思い出せず。
まあ、詳細はルクさんから聞けるかな、というわけでエラント一式に礼服姿で今度は白魔道士にチェンジ。ザルカバードのOP経由でサンドリアへ到着、再び赤魔道士に戻り、ゲルスバ野営陣を目指してモグハウスを飛び出しました。

で、到着。ホルレーの岩峰に穿たれた魔方陣のある洞窟内、あの狭い空間にこれでもかと人がつまってる光景を見て、ちょっと人酔いしかけたところで今回の主役だというルクさんを発見。
早速パーティに誘ってもらうと、確かにこの場にいる人のほとんどが加入しているであろうアライアンスの情報がずらり、と並びます。黒魔道士の人数が凄く多い。中には見知った顔もいまして、ささやかに再会を喜んだり。ところでちょっと各パーティに抜けがあるような…?

ルクさん、人数足りなくないですか」
「ん、あとゴマさんとチャココさんと、シヤラーラさんも呼んだ。今向かってるとこ~」
「なんだ…さっきシヤさんはジュノで見かけたから、知ってたら一緒に来たのに」
「まあ、しょうがないよw ゆっくり待っててw」

ということで、談笑しながらおとなしく待つことに。僕なりに急いできたつもりだったのですが…まあ、心の準備をする時間が多く取れるのは安心です。テンパって下手踏んだらえらいことですからね。
余談ですが三人とも、よく見知ったジョブとはまったく別のジョブで現れたので驚きました。特にチャココさん、まさかナイトのLvが74になっててあまつさえメインランナー(例によってマラソン作戦でした)とは…w
僕がのんびりしている間に、みんなはどんどん先を歩いていくのだなぁと、いまさらながらちょっと思い知らされるのでした。

そんなこんなで各種強化魔法の展開を済ませて、いざオーブを解封。
戦闘自体はしっかりとした事前の作戦確認と、強力な布陣のおかげでほとんど被害も無く(連携担当の前衛さんがヒャッホイしすぎて振り向きざまにぶっとばされてましたが…)順調に相手を追い詰めていきました。
普通のWSは走り続けることによって不発させ、メテオの詠唱を確認したら合図を出して、蜘蛛の子を散らすように標的の周りから逃げ出す様はなかなか面白かったです。
まぁその間僕はなにやってたかというと、風杖と光杖を持ち替えながら、メテオに巻き込まれた人の回復に追われてたわけですが。
マラソン戦法の要であるグラビデはまず最初の人がかけて、レジストされたら二人目、三人目…と三段構えという事になってたのですが、最初の人がなかなか腕のいい人で僕にあまり出番が回ってこなかったのです。たまに出番が来たときはしっかり入れましたけどね、一度遠すぎて詠唱に入れなかったときは焦りました…敵の攻撃範囲にうかつに踏み込まず、なおかつこちらからは適切に働きかけることができる立ち位置。なかなか難しいもんです。
常日頃からこうしたNMと接してる人は、こういうのも上手いんでしょうね。僕にはまだまだ精進が必要みたいです。

さて、雨のように浴びせかけられる精霊魔法に、チルェヴニクがいよいよ膝をつくかと思われたその時。魔力を帯びた不気味な唸り声が聞こえたかどうかと思ったその瞬間でした。
激しい熱と衝撃に意識が完全に途切れ、次に見えたのは、累々と倒れ伏すアライアンスのメンバー達と、その真ん中でうずくまり、動きを完全に止めた巨獣の姿。おそらく一瞬の出来事ではあったのだけれど、かろうじて頭を動かして見ることが出来たその光景には、もう笑いがこみ上げてくるばかり。
パーティ通信で歓声があがり、周囲で蘇生の加護が働く気配。
僕もふらつく体に鞭打って、坂道を駆け上がると、そこにはちんまりとした宝箱が。

「勝てましたね~…」
「いや、この面子なら勝てると思ってたよ?w」

残念ながら戦利品の中にはお目当てのブツはなく、その他の戦利品もちょっと見積もりが振るわない様子で、手伝いのみんなにはあまりたいした報酬出せないかも~…とルクさんはぼやいてましたが、僕としては面白い戦いを経験させてもらったのでそういう話は辞退しておきました。
本人もみんなに使ってもらうべくリレイズゴルゲットやら蘇生の髪飾りやら、食事まで準備してたみたいですし、戦術の要になった人に渡せばよろしい、って事で。

こういうアライアンス戦の主催って、ツアーの主催とはまた別の形でエネルギーが必要だよなぁ…等と思いながら、僕はホルレーの岩峰を後にしました。
そのうちウィルムやら、アダマンタス族のえーとなんだっけ…とにかく、そいつらにも挑む日が来るのですかね? 赤と白だけが僕に出来ること、また声がかかるとは限りませんが、せめて足を引っ張ることはないように研究でもしておきますかね。
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by Rdms_pride | 2006-11-13 14:02 | たまには冒険者っぽく

虚ろの残滓ってフカフカしてませんか

高い高い塔の頂上、炸裂した魔力が荒れ狂う場から飛空挺で逃れ、港町へと無事戻ってきたところで、僕は本をゆっくりと閉じました。その場を満たしていた潮風と船着き場の喧噪は幻のように消え失せ、僕は自分が今いる場所が、まごうことなきサンドリアのモグハウスであるとようやく思い出すのでした。

そうして久し振りにLSを身につけた所で、なにやらはつらつとした声が響いてきました。

「よーし、それでは突入してきます! 今度は勝つぞー!」
「がんばれ〜^^」

何をしているのやら、と思いながらメンバーの居場所をざっと確認してみますと、リファ君の彼女エシャ・カリラフと、最近シーフで空蝉弐が使えるようになったキムメイムが、ホラの塔にいる様子。
今度は、ってことはいっぺん負けたのですか…と思いながらも、余計なことは言わぬが花というわけで、僕もまあ、月並みな励ましを口にするだけにその場は留めておきました。

それからしばらく…金庫で氷の塊とともに寝かせていた塩と蜂蜜漬けのコカ肉を取り出してふにふにと様子を確かめていたところで、LSからは涙声。くやしいけれど、キムさん共々持ち込んだ薬品を使い果たしてしまったので今回は撤退するとの事で、僕としてはあまり人様の彼女に優しくするのはよろしくないと考えつつも、ちょっと助け船を出すことに。

「今回の編成はどうだったんですか?」
「ん〜…戦戦忍黒白白でした」
「あまりはっきり言ったら傷付くかもですが…パンチ不足でしたね。」
「あと毒薬飲み忘れて寝かされたりしました(つД`)」
「むぅ…もしあれだったら、召喚士でお供しましょうか。アニマはないですけど、なんなら今からでもいいですし」
「じゃ行きましょう! 薬品買ってもう一度シャウトします! リベンジするぞーヽ( `Д´)ノ」

なんなら今すぐ、というのは半ば冗談だったのですが、その漲るやる気にはこちらも全力で応えねばなりませんね。
ということで、必要と思われる薬品やジュースなどを鞄に詰め込みながら、北サンドリアの装備品預かり屋さんまで種族装備を引き取りに行ったりしつつ、プロミヴォンについて思い出してみました。

ラテーヌ・コンシュタット・タロンギの三カ所に位置するテレポ岩。白魔法テレポの要たるゲートクリスタルが砕け散る事件に時を同じくして、存在を確認されたふしぎ空間。その奥地はどういうわけだかタブナジア地方と繋がっているとまことしやかに囁かれたり、奥地に潜む何かと接することで、バルクルムとクフィムに発生している何か黒い靄(識者は虚ろなる闇とか呼んでいますね)を通じて、何処かへと空間を渡れるようになると言われていたり。
近頃は非公式にジュノ-タブナジア間の飛空挺が就航しているらしいですが、よっぽどの事がないと乗れないでしょうし通常営業の飛空挺とは別パスだとかいう噂も聞きますんで、まあ、その、やっぱり虚ろなる闇を通れた方が何かと不都合は少ないのでしょう。
で、僕も随分昔にプロミヴォンは踏破しましたし、同じように闇のゲートを使えるようになりたいって人を何度か手伝ったりもしましたので、そこに潜む敵がどれほど危険なのかは分かっているつもりでいました。…あくまで「つもり」に過ぎなかったわけですが。

程なくしてメンバーが集まり、注意事項を確認しながらラテーヌへと飛びました。編成は戦戦忍白黒召。
僕自身は久々だけど、敵さん方の動きによーく注意しながら、奥地を目指すだけならそれほど時間はかかるまい…と考えていたのですが、よーく話を聞くと、全員がまだ一カ所も踏破していないとの事で、色々なトラブルを越え、結構な時間をかけて、ようやっと最深部・ホラの塔へと辿り着いたのでした。
何回か戦闘不能になりながらも、よく諦めなかったものです…。

最深部の敵さんに挑む前に、アニマを持ってる人はいますか、と改めて確認をさせてもらったところ、白さんが「驚と迷あります」との事で、全体で2個。意志も感情も持たず、ただ本能らしきものと共にそこに「在るだけ」のエンプティ族へ、強い感情を蘇らせることで行動を阻害する強力なアイテムですが、それ以上にホラの奥地を守る敵は凶悪な能力とWSを所持しています。

「4割までは我慢して、そこから合図したらアニマを使ってこちらも全力で。暗闇はブライナを回せない可能性も高いので目薬お願いしますね」

このときに、僕は4割の意味とアニマの重要さを、もう少しみっちりと解説しておくべきだったのかも知れません。

結論から書いておきますと、完膚無きまでに敗北しました。
中盤から敵の標的が後衛に向きがちになり、その上空蝉が切れた隙を縫ってのダブルアタックで忍者さんが戦闘不能に陥って、我慢できなくなった白さんが迷のアニマを使ってしまったのです。
そういう局面で使って欲しいのは驚か脅(今回はありませんでしたが)だということを、そう言えば説明しなかったっけ…と思いながらも、後を追うように追い込みの合図。この時点で敵の体力はまだ4割に達していなかったのですが、思えば慌てて追い込みに入るよりも、淡々と3.5割くらいまで削るといったようにアドリブを効かせた方がよかったのかも知れません。
ともかく乱舞するWSとアストラルフロウによる履行…しかし削りきることができなかった上にアニマの効力が切れ、三手同化でぎゅんぎゅん体力を回復されたり、二発目の履行をシャドウスプレッドで阻止されたり(ついでに前衛さんも寝ちゃいましたね)で、なんとか足掻いてみたものの返り討ちにされてしまったのでした…。

その日は再び挑戦する余力も今度こそなかったのでお開きになりましたが、僕はエシャさんに提案してみました。

「どうせどこもまだ踏破できていないなら、デムから回ったらどうですか」
「デムの方がホラより弱いんですか?」
「僕の見立てでは…ホラ>メア>>>デムくらいの差があるかと」
「ホラって、一番難しかったんですねw」
「とりあえず今日の反省が生きていれば、デム踏破は遠足みたいなもんですよw」

そうしてその言葉通りその二日後に、集めたアニマを駆使して、かなりあっさりとプロミヴォン・デムを踏破してきました。ホラのエンプティが手厳しすぎるのか、こちらがちょっと優しすぎるのかは意見が分かれる所でしょうが、現世とは違う世界の基本を身につけるには丁度良い所なのかも、とデムの塔を後にしながら考えたり。

なんにせよ、あと2箇所。
あまり手出し口出しするのは良い事じゃないかも知れませんが、どうにか無事に踏破できる事を願って止みません。
一連の戦いで、僕自身にも反省すべき点が多く見えたので、次に手伝いに駆り出されることがあれば、立場に恥じない立ち回りをしたいものです。


追記:ウィスティアさん、わざわざ召喚士に着替えての助力感謝です。
ENMの件は残念でしたね。次があればこちらからも手伝わせてください。
ギュスターヴにもよろしく。
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by Rdms_pride | 2006-04-06 22:37 | たまには冒険者っぽく

暁星をつかまえたり

またひとつ世界のありようが移り変わり、世間では眠れる神々がどうのアストラルフロウ5連射がなんやと騒がしい様子ですが、そんな事はさておいて白魔道士の修練に邁進する僕なのでした。
あ、話のタネにブレンナーの会場へと足を運んでみましたが、なかなか面白かったです。アレで有望な人材を選び出しエリート銃士を鍛え上げるバストゥークってどんな国ですかと今更ながら突っ込みたくなったりもします。あとあの玉欲しい。

ところで、片手棍スキルの修行により強いモチベーションをもたらすべく、あまり多くない伝手を頼ってモルゲンステルンを入手してみました。

快く相談に乗ってくださった友人達、シャウトでの募集に応えて参加してくれた皆様方には本当に頭の下がる思いです…。
基本はオーブ一人一個の総取り、一人一個しか手にすることができない品についてはお互いに必要とするものを融通し合うという形を取った所、シャウトを聞きつけた一部の人が、戦利品の買い取りをさせて欲しいと申し入れてきたりで、常よりも賑やかな道行きとなりました。

相手はイビルオスカーと呼ばれるモルボル種の凶悪なNM。
対するメンバーはというと5名を召喚士さんで固めまして、僕自身は事故が起こったときの保険、と自分に言い聞かせながら白魔道士での参加。
…いや、あれを「参加していた」と言って良いのかどうか、正直僕は自信が持てません。召喚獣たちがモルボルをどつき回すのをただただ眺めているばかり、みな手慣れた様子で危機に陥るようなこともなく、まったく出番がないままつつがなく6戦全てを終えることができてしまったのでした。
そのくせ普通に競売で取引できる品としては一番値の張るものが僕の番で出たり…。折角だからご祝儀ということで売上の何割かを参加してくださったみんなに分配しようと思って出品したら、出した途端に50万ほど値崩れして返品されてくるとか、一番の目的は果たせたはずなのに、このやるせなさは何なんでしょうね。

ともかく、心当たりの人がおられましたら、割とささやかな額なのでそれほど期待しないで、ポストを覗いてくださると助かります。

と、つらつらと書いてはみたのですが、その一方では武器スキル修練のアライアンス募集にあぶれてしまったり、なかなかタイミングが悪く足踏みを続ける毎日です。
まあそのお陰で、ぷらぷらしていたら友人のヤクサスルクサスが半アラ程度の人数を率いてミザレオ海岸で巨人族のNMをピーピー言わせてる現場に遭遇できたりもしましたが。
まあ混ざってけwとばかりに問答する間もなくパーティ勧誘を受け、入ってみればえーと…黒黒黒黒黒暗、赤白白?

「あと忍者が一人来るから〜 みんな、白2になったから思う存分逝けるよw」
「いや…確かにもうレイズIII使えますけど逝かないに越したことはないような…w」

ともあれ、折角だから記念に、とNMをおびき出すための盾を手渡され、言われるままに現場へと盾を持っていきますと、ぬうと太い腕が頭上から伸びてきて、僕の手から盾を奪い取りました。
すかさず僕の横についてくださってた忍者さんがそいつに挑発し、あとは黒魔道士の皆さんが散らばりながら精霊魔法を浴びせかけます。猛り狂って地面を揺るがし、咆哮をもって高位の雷系魔法を行使する彼の破壊力はかなりのものでしたが、標的を定めさせない戦い方の前には剛腕からのグランドスラムも絶叫のようなサンダガIIIも功を奏さず、やがて僕たちの前にその巨体を頽れさせたのでした。
いや、僕個人は走り回りながらぶっ飛ばされて戦闘不能になった人を助け起こしたり、遠くからどうにか高位ケアルを飛ばしてただけなんですけどね。
そして、戦いの合間にルクさんから届いたtell。

「麒麟ともこんな感じで戦うんだよー」
「へぇ〜〜」

大規模な戦いも中・小規模の戦いも、その定石に違いはなく、基本を忘れずに挑めば危うき戦いはなし、というわけですねぇ。
ドロップは残念ながら何もなしでしたが、面白い経験をさせてもらいました。

短期間に目的も状況もまったく異なる二つの戦いを経て、思ったこと。
どうせやるなら、多少なりとも役に立てるようでありたい。
割り切ったつもりでいても、事実はやはりとても重たいものです。
別件で何か恩返し、と思っても、召喚士の人はソロか召喚士同士で集まれば、大抵のことはなんとかなってしまうと言いますからねぇ…。

やはり、白魔道士としての目標を達成したら、改めて召喚士の道に入っていくべきでしょうか。
あるいは、全く異なるアプローチを模索するべきか…悩みの種は尽きまじ、です。
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by Rdms_pride | 2006-03-03 00:51 | たまには冒険者っぽく

死せるは苦しみ

生けるも苦しみ、それはさながら輪の如し。

今の世の中はちょっと(いや、かなりか)ギルの流通量が増えてまして、言うなればインフレ状態だというのは、頭では分かっている事なのですが…。

今我が家に、かつてない金額のギルが転がり込もうとしています。
素直に喜べばいいのでしょうが、持ったことのない金額なので使い道に悩んでしまいます。
モグと二人で額を突き合わせて悩むものの、今の世間一般から言えば半端な金額の大金なので、あまりに高級な装備には届かないが、そこそこの装備ならいろいろ買える…といった按配です。

きっかけは我がLSのお父ちゃん、ジブロさんの放った一言でした。

「印章BC戦いかん? 貯まってきたからちょっと使いたいんよw」

そのときLSに繋がっていたのは彼と僕、アリスタくん、レミネス、そしてLSのお母さん的存在のフェルシアさんの5人。みんな幸いなことに獣人印章の数には余裕があったようで、よしやろうという事になったのですが、この人数では6人向けのBC戦には挑めません。

「となると3人向けを交代で、かな」「『光る眼』いきたいでーすw」「あれって前衛忍者推奨でしたよね、40に着替えられる人何人いましたっけ?」「わたしLv46だよ」「ごめ、俺37だw」「僕も37なんですよ…」「まだ20台です…;;」「忍者一人でも行けなくはないそうですけど、事故りやすいのとこのままだとフェルさんが一人で5戦出ずっぱりに」「そりゃきついな」「あー、じゃあ、おばけとかどうですか?」「どんなのでしたっけソレ」「こないだポピィと二人でジョニーさんに連れてってもらったんですけど、簡単な割りに当たりが大きいんですよw」「ふむ、赤ナ忍で簡単ということは」「今回忍者できる人いないからジブロさんがシーフでタゲ回ししたらいいかも」「念のため、ハイポ多めに持参だな」「赤より白のがMPに余裕できると思います」「じゃ僕も白ですかねぇ…」

というわけで、各自準備万端整えて、フェ・インへと向かったわけですが。
「あ、サポ黒のままだった…まぁいいか」
よくありませんでした。戦闘に際して、かなり後悔する羽目に。

メンバーはジブロさんがシーフでレミネスがナイト(共にサポートジョブは忍者)、僕・アリスタくん・フェルシアさんの3人は白で交代で参加、ということになりました。

「オーブ出す順番はダイス振って小さい順にしましょうか」

と僕が言いながらダイスを振ったら、見事に先鋒になってしまい、なんだかイヤな予感が…。
開始前にフェルシアさんに装備見せてね〜と言われ、何だろうと思ったらマジシャンピアスについて突っ込まれつつ、エーテルリングを貸してもらいました。

「+5だけど、ないよりはいいよね」

この+5(と、慌ててチェンジしたファントムピアスの+8)が首の皮一枚を繋いだのでした。

打ち合わせどおり、斬られたサムソン氏に戦いを挑みます。
十分な距離をとり、前と後ろから攻める二人をサポート。滑り出しは順調…と思ったのですが、唸りともすすり泣きともつかぬ詠唱とともに、シャリンシャリンと小気味いいけど嫌な音が…! ディスペルを詠唱しようとしてはたと気がつく、今の僕は白魔道士。赤/白が正解かこれ!騙されたwwww 等と思いながらパラナと回復に追われ、弱体魔法やバパライラ・バブリザラをかける暇もない苦しい展開に。
ヤグドリだけではどう見てもMPが足りず、二人にもハイポで補助してもらいながらアクアムスルムをガンガンあけてMPを補充します。が、あとちょっとという所でレミネスが力尽き、続いてジブロさんも…サムソン氏のターゲットは、この時初めて僕へと向きました。
腹を決めて、耳装備の増幅変換をモルダバイトにチェンジ。殴られながらアクアムスルムをさらに4本あけ、バニシュIIを詠唱。これを通せば僕らの勝ち、阻止されれば敗北です。

そして、光がサムソン氏を貫きました。
"なかなかの太刀筋だったぞ…。"
との言葉を残し、サムソン氏は闘技場の白い床へ溶けるように消えていったのでした。
…それはそこでのびてる二人への言葉ですね?

ともかく、あと二度ほど小突かれたら倒れそうな体を引きずって、箱を開きました。
中にはおばけらしく布類の戦利品と、供物の免罪符に甘露の免罪符(初めて免罪符というものに触りました)、それからなんか宝石と、トレーラーククリにエルシヴイヤリング。

倒されてしまった二人には悪かったのですが、これでしばらく生活費には困らなさそう、と思っていたら、外からパーティ通信を通して歓声が上がります。何事?と思い聞いたことには、
「今エルシヴイヤリングすごいんだよ。これ全部売ったら700くらい行くかもね」
最後に見たときは60万くらいだと思っていたのですが…世の中の流れは速いですね。心底驚きました。

あとの4戦はもう大当たりしない気がするw というジブロさんの不吉なつぶやきに、そんな事いうとほんとになりますよ、と突っ込みながら、残りの4戦は観戦にまわることにしました。
使い残したヤグドリは全てレミネスに託し、僕の戦闘を踏まえて戦術をちょっと検討しなおし、いざ突入。
わりと危ない場面がありながらも、どうにか戦闘不能者を出すこともなく4戦が終わって、自分のこまごまとした見通しの甘さと白魔道士としての経験不足を痛感しました。
もしサポートジョブを召喚士に設定しなおしていたら? あそこで祝福を願うことができていたら? 敵がおばけだと知っていながら、なぜアイススパイクの存在を失念した?
全勝できたことだけが救いでした。まだまだ僕には精進が必要なようです。

あ…エルシヴイヤリングが出たのは結局僕だけでした。
だから悪いことは口に出しちゃだめって言ったんですよー!

ともかく、赤魔道士の装備をちょっと充実させるか、それとも白魔道士や召喚士のこれからを視野に入れるか、思案のしどころです。合成の修行は…鞄や金庫のスペースを確保することから始めなければならないので、ちょっと気が進みません。
なんにせよ、全ては競売に突っ込んだ戦利品が取引されてから、ですね。


追記:あのおばけ達はディスペルを無効化する能力があったようです。
とは言え、各種補助魔法の存在を考えると、単純にジョブの選択を正解不正解でくくることはやはりナンセンス。ポピィさんが赤魔道士で戦ったことを思うと、このBCではジョブに関わらずいかにベストを尽くせるか、が大事かも知れません。

追記2:トラックバックピープルなるものに、登録してみました。
ほかの冒険者の方々が書かれた文書にも、興味深いものが数多くありますね。
これから、お世話になります。
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by Rdms_pride | 2006-01-30 14:33 | たまには冒険者っぽく